起業しても倒産廃業しやすいビジネスについて考えてみた

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  • 「あーぁ、会社いきたくねぇなぁ」
  • 「一生懸命働いてもどうせ給料変わらないし・・・」
  • 「社長の息子ってだけで取締役様だもんなぁー。」
  • 「いっそのこと脱サラして、起業しようかなぁ」

ねぇ、こんなこと考えているサラリーマンのあなた!
ちょっと、ちょっとちょっと待ってほしい。
起業って単純に考えては危険。
そこで、経理として数字から失敗する業態を考えてみました。

起業しても倒産廃業しやすいビジネスって何?

閉店セール

ズバリ、毎月固定費がかかり、待ちの商売。

こういう商売は新規参入がメチャメチャ厳しい。

昨日、美容院閉店廃業ラッシュの記事を見てブログに書きましたが、
美容院は正に、毎月の固定費がかかり、待ちのビジネスですよね。

経理として、新規事業参入などを検討してきましたけど、
どうやっても黒字化できないんじゃないのって思えます。

  • 「そんなことないだろう!馬鹿なんじゃないの?」
  • 「成功している奴一杯いるじゃん」

ええ、成功している人も沢山いますよ。

でもね、気づいていないかもしれませんが

成功している人以上に失敗した人がいるんですよ。

成功者は自分の武勇伝を語りたがりますし、テレビや雑誌も
取り上げてくれます。

自分の体験記を書籍にして販売する人も多いですし、
サイン会なんか開いちゃったらりなんかして。

上手くいけば、講演会の講師として招かれちゃったり。

こういう色々な場面で話す機会があります。

多くの人も、成功者の体験談を聞きたいですから
興味がある人なら、人も集まります。

でもね、失敗した人の体験談って聞きたいですか?

本当は失敗した人の話を聞き、自分のビジネスが失敗しないように
参考にしたいですよね。

でもね、日本では失敗した人が公で失敗談を話すことに
抵抗感があるようです。

やっぱり、企業が倒産することで他人に迷惑をかけているんですから。

そんな人が、表立って

「私は、こうやってビジネスをやりましたが失敗して倒産しました」

とか言われたら、当事者はイラっとしますよね。

なので失敗談が表に出ない。
でも、沢山の企業が倒産廃業していっています。

倒産廃業しやすいビジネスの条件を考えてみました。

先ほど、倒産廃業しやすいビジネスは

毎月固定費がかかり、待ちの商売といいました。
もう少し具体的に話を進めていこうと思っています。

あくまで個人的見解ですが、

①毎月固定費がかかるビジネス

起業する際に一番気を付けないといけないが

毎月のランニングコスト。

毎月、最低いくら経費がかかるかということです。

例えば、貯金500万円ある人が起業するとして。

最低限の生活費も込みで、毎月100万円経費がかかったとします。

もし、お客様が一人も来なかったら5か月後に倒産廃業せざるを得ない。

  • 「そんなことねぇよ。一人は客が来るさ」
  • 「馬鹿なの?お客をとれないで起業する奴なんていないよ」
  • 「そんなの当たり前じゃん。」

ってお思いの方が多いでしょう。

でもね、実際お客様を獲得できないで倒産廃業していく人が
大多数です。

起業を考えた際は、

  • 「なんか上手くいきそう」
  • 「私なら大丈夫。しっかり経験もあるし」
  • 「俺は前の会社でトップだったし、技術力あるから問題ない」

ある程度自信があるからこそ、起業するわけでしょう。
でも、現実上手くいかないことが多いんです。

②客単価の想定が間違っている

①と同様にお金のこと。

毎月固定費がかかるビジネスは厳しいといいましたが、
その上、客単価の計算が全くできていない人が多いんです。

客単価をいくらにするかによって起業が成功するか失敗するか
一つの基準になります。

例えば、毎月固定費が100万円

  1. ラーメン屋を開いたら客単価いくらが妥当でしょうか?
  2. 雑貨屋屋を開いたら客単価いくらが妥当でしょうか?
  3. 美容院を開いたら客単価いくらが妥当でしょうか?

すべて答えが違ってきます。

重要なのは何人顧客を確保出来たら黒字になるのかです。

ラーメン屋の場合、1杯あたりの利益500円としたら
月に2,000杯ラーメンを売らなければ赤字です。
1週間で500杯、1日72杯となります。

これが達成できるのか真剣に考える必要があります。

これ以外にも、混雑時間帯、立地環境などによって
様々な要因が潜んでいます。
人間としてのキャパシティーオーバーになることもあります。

で、人を雇えばより経費が増えることになるんです。

で、具体的にどんなビジネスが倒産廃業しやすいの?

起業する際に、どんなビジネスが倒産廃業しやすいのか

それは

  1. 美容院、飲食店、雑貨屋、
  2. コンビニ(フランチャイズ)
  3. 士業(弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社労士など)
  4. 歯医者

拙者の主観ですが、上記のビジネスは結構キツイ。
一番の理由は、レッドオーシャン市場だってこと。

1.美容院、飲食店、雑貨屋

このビジネスは誰でも参入しやすいんです。

美容師は独立する方が多いので、店舗がボンボン出来てますし。
競争が激しいんです。

飲食店は固定客がつかめないと毎月の売り上げが安定しないので厳しい。

そして、この業界すべてにおいて

客単価を上げにくい。

美容院と言えば、ある程度相場がありますよね。

例えば、カット5万円です。って言われたらどうですか?

  • 「この美容院高すぎじゃね。上手くても・・・」

って思って別の美容院を探すんじゃないですか?

ラーメン1杯2,000円と言われたらどう思いますか?

  • 「2,000円!?だったら寿司、ステーキ食べるよ」
  • 「ラーメンに2,000円は払えないなぁ」

ってことは、客単価は簡単に上げられないんです。
客単価があげられないので、どうしてもトッピングや物販販売をすることになります。

2.コンビニ

コンビニなどのフランチャイズの場合、問題なのが

  • 価格決定権がない
  • 商品選別もできない

「こんなの売れないよ。」

って思っていても、フランチャイズザーが提供する商品リストの中から
仕入れをしなければなりません。

  • 「うちローソンだけど、セブンイレブンのパン美味しいから並べよう」

そんなことできませんよね。

さらに、フランチャイズ本部からの業務命令に逆らえません。
半年後からフィーを値下げすると言われても従うしかありません。

3.士業(弁護士、税理士、司法書士、行政書士、社労士など)

在庫もなく、固定費も少ない、国家資格もあり独占業務が出来る。

こういう難関資格を取得して独立開業する方も多いと思います。

ただし、このビジネスで一番重要になるのが

圧倒的な営業力

営業力がなければ、お客が寄ってくることはありません。

昔は、取引先からの紹介とかで顧客を確保できましたが、
今はインターネット全盛期。

今までの古いやり方では通用しなくなってきています。

さらに大手事務所が圧倒的に強いので、組織力が必要になっています。
税理士法人など、法人化する傾向が出ているのも
個人では対抗するのが厳しくなっているということ。

さらに、会計ソフトの高度化に伴い以前のような簡単な仕事が
減ってきています。

加えて、国家資格保持が増大しているので顧客の奪い合いが
熾烈な状況です。

今は顧問料のダンピング合戦。

4.歯医者

3の士業と同じように、国家資格保持者が増大し
顧客の奪い合いが熾烈を極めています。

歯医者として技術があっても、顧客確保できなければ
病院を維持することができない。

さらにインプラント治療などの最新医療技術の取得にも経費がかかる。

以上、1.2.3.4どのビジネスも厳しい状況でしょう。
生き残っていくのには、何かしらの独自の集金方法がなければ困難。

逆に美容院、飲食店、雑貨店で儲かるビジネスモデルを作れる人は
メチャメチャ起業の才能があるんじゃないかなぁ。
レッドオーシャン市場で生き残っていくのって過酷だから。

レッドオーシャン市場で生き残っていくには続けること

  • 「俺、美容師だしやっぱり独立したいなぁ」
  • 「俺、将来店を持つために修行してんのに!」
  • 「国家資格取ったのは、独立するためなんだよ」
  • 「倒産廃業って夢のないこと言うなよ」

う~ん、ごめんなさい。(。-人-。) ゴメンネ

でもね、美容院、飲食店、士業、歯医者で生き残っていくのって厳しいと思うよ。
よっぽど、古くからのコネクションがないと・・・。

ただ、成功するかわからないけど、継続することはできるよ。

それは

  • 毎月のランニングコストを下げる
  • 別の方法でお金を稼ぐ

毎月のランニングコストが安ければ、事業を継続することってできるでしょ。

医者とか、士業の人はこういうダブルワークをして
自分の事業を継続している人って多いです。

医者の場合、
毎週、月火金土だけ自分のクリニックを開き
毎週、水木は大手の病院で働く。

副収入があるから、自分のクリニックを継続することができる。
信頼を獲得し、徐々に顧客を増やしていければ、いずれ
毎日自分のクリニックを開いて、働くことができるよね。

固定客の確保が出来るまで、
別の収入口を持って事業を継続すること

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