業務時間外 勉強。労働時間外に自己啓発を強要する意識高い系がブラック企業体質を生み出す

Pocket

業務時間外に勉強。
勤務時間外に勉強して商品知識をマスター。労働時間外に企画を考える。
多かれ少なかれ、社畜会社員はやっていること。
ただ、この業務時間外の自己啓発を当然だって止めましょう。
意識高い系の過度な時間外学習によって、他の会社員がサボっていることにされる。
ホント、自らでブラック企業化推進担当としか思えん。
頼む、普通に会社で働くから、仕事を評価してくれよ。

意識高い系が過剰な業務時間外勉強で会社をブラック企業化させる

業務時間外勉強でストレス

  • 意識高い系「部長、休日にライバル企業の商品をリサーチしてきました」
  • 意識高い系「部長、自社商品と他社商品を購入して使用状況を比較してみました」
  • 意識高い系「部長、他社の主催するセミナーに潜入して情報収集してきました」
  • 意識高い系「部長、業務で必要だと思い資格取得しました」
  • 意識高い系「部長、社員の能力向上のために勉強会を開催したいと思います」
  • 意識高い系「部長、TOEICの全社員義務化したほうが当社に有益ではないでしょうか」

こういう意識高い系、あなたの会社にもいませんか?

こういう意識高い系がホントに迷惑なんです。
別に、意識高い系が自己満足でやっているんだったらいいんですけど。

大抵の場合が

  • 部長「意識高い系君は一生懸命だなぁ。よし君に任せよう」
  • 部長「意識高い系君は優秀だなぁ。それに比べて君たちはなんだ!」
  • 部長「意識高い系君を見習って、各人努力したまえ」

そうなんです。
意識高い系君が、労働時間外にも自分の自由時間を削ってやるために、
普通に働いている労働者がサボっていることになるんです。

オカシイと思いませんか?時間外ですよ。

  • 「全然、オカシクないよ。普通じゃん」
  • 「業務時間外の勉強をするのは会社員の常識だよ」
  • 「商品知識やライバル企業リサーチは休日にやるもんだよ」
  • 「俺たちの若い頃は、こんなの当たり前だぞ」
  • 「早く一人前になるために、睡眠時間削って勉強したもんだ」

はい、こういう人をなんていうか

社畜です。

会社に忠実な社畜会社員の皆様こんにちは。
こういう会社のために、業務のために、仕事のためにって頑張った結果が
日本の発展につながったのは事実かもしれません。
しかし、こういう仕事馬鹿は仕事を退職した後やることがありません。

学校を卒業して以来、数十年間仕事のみに没頭してきた結果、
仕事以外やることのない、仕事人間になってしまったのです。

この仕事人間人生って素晴らしいですか?

仕事は人生の一部であって全部じゃないですよ。

労働時間外の自己啓発を常識化するのはホント迷惑な話。

意識高い系が出世して部下にも時間外勉強を課すアホ上司に

実際、企業ではこういう意識高い系君が出世するんです。

  • 部長「意識高い系君はいつも自分で勉強して頑張っているなぁ」
  • 部長「意識高い系君は努力しているし、役職を付けてあげよう」

こうやって、意識高い系君が出世して管理職になっていくんです。

  • 意識高い系君「今後、新サービスを検討するか各人考えてほしい」

こういう風に部下たちに宿題を出すんです。

  • A部下「新サービスって言ったって・・・。まぁいいか」
  • B部下「なんだよ・・・。通常業務で忙しいのに」
  • C部下「オイオイ、勝手なこと言うなよ」
  • D部下「そうか新サービスか。土日リサーチしてみよう」

この中で、D部下が、2代目意識高い系君です。

  • D部下    「土日にリサーチしてきた結果です」
  • 意識高い系君「良くリサーチ出来ているなぁ、よくやった」
  • 意識高い系君「それに引き換え、A、B、C。お前ら何やってんだ!」
  • 意識高い系君「Dを見習って、各人勉強して来い!」

今後はわかるでしょ。
意識高い系君が2代目意識高い系君のD部下を昇進させる。

そう、意識高い系スパイラルの完成です。

ブラック企業体質は意識高い系スパイラルの集大成

この意識高い系スパイラルが継続するとどうなるか。

  1. 仕事しているだけでは評価されない。
  2. 業務時間外の自主的な勉強しないと出世できない。
  3. 自宅での自主的な勉強(サービス労働)が激増。
  4. 休日労働の増加(サービス残業)

労働者のデフレスパイラル。

消費者のデフレスパイラルは有名でしょう。

労働者のデフレスパイラルが生じるんです。
労働者は、賃金を貰って仕事をしている訳です。

賃金を貰わないで労働することは労働基準法違反です。

でも、自主的な勉強であれば、労働ではありませんよね。

自主的な勉強の内容が仕事と密接に関係があったとして・・・。

こうして、自主的な勉強と言うサービス労働が増加していくわけ。
そうすると、1時間当たりの賃金は減少していく。

結果、ブラック企業体質になっていくわけです。
意識高い系管理職が、ブラック企業を生み出しているんです。

労働時間内の業務で評価する体制を作ってほしい

労働時間内で評価する基準を作れば、こういうブラック企業体質は撲滅できる。
当たり前のことだが、業務時間内でいかに効率よく仕事をするかが
労働者に求められていることでしょう。

ただ、実際は難しいことだけどね。

  • 経営者「意識高い系君は頑張っているなぁ」
  • 経営者「意識高い系君は自社を愛して必死でやってくれている」

経営者にとって、自社のために労働時間外も勉強してくれる社員は嬉しいもの。
ブラック企業ではなくても、経営者なら誰でも評価したくなるもの。

特に、経営者は労働時間なんてないんだから、好きなだけ仕事ができる。

だから、エイベックスの松浦氏のような勘違い野郎を生み出す。

好きなことやっている人が労働時間の制約で働けないのはオカシイ。
確かにそうかもしれない。

そういう24時間仕事がやりたい人は役員になればいい。
または、個人事業主として社長になれば好きなだけ働ける。

時間当たりの賃金を貰う労働者に求めることとは意味が違う。
労働者は無限に給料が増えるなんてありえない。

特に経営者の皆さん。
勤務時間内で評価する体制を作ってほしい。

過労死問題が出たら責任を取るのは経営者

会社のために、毎日残業する社員、休日を使って自主的な勉強をする社員。

こういう社員は愛着があるかもしれない。
でも、こういう意識高い系君を出世させると
会社がドンドン、ブラック企業体質になっちゃう。

結果、どうなるでしょう?

そう、過労死問題。メンタルヘルス問題。サービス残業問題。

こういう問題を内包させているんですよ。

過労死問題が発生したら責任を取るのは誰ですか?

ずばり、経営者です。

労働環境の責任は経営者がとることになるんです。

  • 経営者「知らなかった」
  • 経営者「こんな状況だとは、一切報告受けていない」
  • 経営者「意識高い系君が勝手にやったことだ」

こんな言い訳をしても後の祭り。
知らなかったのは経営者としての能力不足とみなされます。

多くの企業で経営者が謝罪会見を開いているのご覧になったことがあるでしょう。
すべてのケースで経営者が労働実態を把握していた訳ではないでしょう。

でも、すべてのケースで経営者が責任を取ります。
今、長時間労働問題は政府の一番の関心事項です。

ブラック企業経営者を袋叩きにすれば、有権者の支持を得られます。

政治家にとってブラック企業は最も叩きやすく、支持を集めやすいことです。
選挙が近付けば、血祭りにあげられる経営者が出るはず。

スポンサーリンク