やればできる子は、一生やらない子。努力・挑戦を軽視する教育が間違った自信家を生み出す

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やればできる子論。

  • 親「うちの子はやればできる子なんですよぉ」
  • 親「うちの子はやらないからできないだけなんです」
  • 先生「やればできる子なんで、やらせる習慣をつけさせて!」

でも、ホントに「やればできる」のだろうか?
どんなに頑張ってもやってもできないことは存在する。
多くの人間が、夢を持ち努力し挑戦し挫折し、別の道に進んでいく。
これが人生なのではないか。

やればできる子は挫折することを知らない子

やればできる子

このやればできる子論の怖さは、実際にやっていないということ。
やっていないから、出来ないのが当たり前。
努力すれば、すぐにこんなことできる。
そう思い込んでいるだけで、実際に自分が挑戦するわけではない。
下手でも挑戦し失敗したり、恥をかくことで成長することが沢山ある。
この成長のチャンスを自ら放棄している。

そして、

「俺はやればできる。やっていないからできないし、やる気もない」

この変なプライドと自信を持って成長していく。
でも、どんな道に進んでも必ず自分の能力を試される機会に遭遇する。
高校入試、大学入試、就職試験などもそうだ。

就職してからだって、新規事業、新規プロジェクト、営業ノルマなどなど。

この社会で挑戦しないで生きてく方法は限りなく少ない。
どんな進路を選んでも必ず努力し挑戦を求められる。

そのとき

  • 「俺はやればできる。だから大丈夫」
  • 「同僚の奴だって出来たんだ。俺はあいつよりはましだから問題ない」

こう考える根拠は「やればできる子論」だ。
俺はやればできると妄信しているからこその根拠のない自信。
でも、大人になるまでずっと言われてきてすみこまれてきた「やればできる」は
そう簡単に消えない。
 でも、実際に結果を出すことができるだろうか?

結果を出すことができれば、ホントにやればできる子。
能力が実際にあり、やり方も熟知していたが、やってこなかっただけ。

しかし

  • 結果を出すことができなかったら?
  • 上司、同僚からプロジェクトの準備、進め方を叱責されたら?

やればできる子はどうするでしょう?

  • 「上司は指示が曖昧だから上手くいかなかったんだ」
  • 「同僚が任された仕事より、困難な仕事を俺に回しやがって」
  • 「同僚が出来て、俺が出来ないはずはないのに!」
  • 「この会社は俺を正当に評価ができない糞会社だ!」
  • 「上司が無能だから、俺の能力を正当に評価できないんだ」
  • 「俺にはもっと自分の能力を発揮できる素晴らしい会社があるはず」
  • 「こんな糞会社にいたら、俺の能力の無駄だ」

こういう自己肯定へと感情変化するでしょう。
だって、根底として

俺はやればできる。俺が出来るのに結果が出ないのは俺の責任じゃない。周りのせいだ。

上司、同僚への負の感情につながり、退職を決断することになるでしょう。
皆さんの会社にもこういう、根拠のない自信家っていません?

下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目

下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目

これは、スラムダンク安西先生の有り難いお言葉です。
この言葉通り、自分の下手さを知ることが大切ってことでしょう。

やればできる子は自分の下手さを知ることができないことが不幸。
いいんですよ、下手でも。
下手でも上達するために努力し挑戦していけば、今よりきっと上達するはず。
このプロセスがとっても大事だと思います。

コレ、すべてのことに共通する真理でしょ。

初心者なんだから下手で当然。
多くの諸先輩方に教えてもらい、自分自身で経験して学び、力をつけていく。

まず、謙虚に自分の能力を把握するってことが重要だよね。

スターに憧れるだけじゃダメ。努力し挑戦して勝ち続けた勝者の称号

  • プロ野球選手
  • サッカー選手
  • テニスプレーヤー
  • お笑い芸人
  • タレント
  • 役者
  • 漫才師
  • 落語家
  • ミュージシャン
  • 音楽家
  • 作家
  • 画家
  • 芸術家
  • 漫画家
  • デザイナー
  • モデル

世の中には、多くの人が憧れるスターがいます。
そのすべての人が努力し挑戦し、挫折し這い上がってきた人達。
そして、残念ながらスターになれなかった、数多の人。

努力して挑戦し、勝ち続けてきたからこそスターになれたわけです。

やればできる子として、努力し挑戦しなければ、永遠にスターになるチャンスすら
ないのです。

下手でも努力し、挑戦しましょう。
一歩を踏み出してこそ、見えてくれる世界があるはず。

一生「やればできる子」で終わったら意味ないじゃん。

漫画家、芸人、作家なんかに多いよね。やればできる子

漫画家志望、芸人志望、作家志望に多いんだよね、やればできる子。

  • 一度も自分自身で漫画を描いたことないくせに、漫画家デビューしようと思っている奴。
  • 人が描いた漫画をボロクソに貶す奴。
  • 自分はすごい作品を作る能力があると信じ込んでいる奴

ホントに漫画家になりたい人は、漫画を描いてください。
そして、漫画を描いている人は、やればできる子を相手にしないでください。

やればできる子は、漫画家志望者が描いた漫画を酷評したり、ボロクソに批評します。

  • やればできる子「こんなマンが誰も読まないよ!」
  • やればできる子「こんな漫画を描いて持ち込むなんて、俺には信じられないよ」
  • やればできる子「俺だったらもっとすごい世界観で描くよ」

こういう発言をして、努力し挑戦している人の足を引っ張ります。

もし、あなたが漫画家になる夢を持っているなら、
編集者の意見のみを信じて!

どうせ、やればできる子は一生漫画を描けません。
一生、批評家を続けるだけですから、相手にしてあなたの貴重な時間を無駄にする必要はありません。やればできる子が、雑誌に掲載する権限を持っているわけではないんですから。

あなたが
芸人志望でも、
ミュージシャン志望でも、
声優志望でも

すべての分野に、やればできる子がいますから
惑わされないでください。

あなた自身の夢に向かって努力し挑戦し続けてください。

それが、あなたの夢の実現への一番の近道。

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