24時間仕事バカ:エイベックス松浦勝人社長。長時間労働は当然、労働基準法いらない

Pocket

エイベックスが労働基準監督署から是正勧告を受けたそうだ。
24時間仕事馬鹿。労働基準法いらないって考えの松浦勝人社長。
こういう法律無視の馬鹿が増えているよね。
やはりと言うべきか。芸能界は長時間労働が当たり前とは聞いていたが・・・。
そして、エイベックス松浦勝人社長の発言。
労働基準法が悪法なのか、エイベックスが違法なのか。ブラック企業なのか?

長時間労働前提の労働環境が業界の常識?

過労死労働者

エイベックス松浦氏のブログ記事を魚拓としておいた。
後で記事削除されてしまわないように。
この文章を読んでみて、みなさんはどう感じただろうか。

「24時間仕事バカ!」というテーマの連載がある。
「仕事が遊びで、遊びが仕事」というブログがある。

こういう人たちもこれからは自分が好きで働いていても法律で決められた時間しか働けなくなる可能性があるようだ。

出典:http://megalodon.jp/2016-1222-1452-37/ameblo.jp/maxmatsuura/entry-12230798500.html

確かに、仕事が生きがいの人もいるかもしれない。
そういう人は、労働基準法で縛られたら仕事が出来ないのは事実。
でも、労働基準法違反とは別の問題ではないか?
働きたい人は、フリーランスになって働けばいいのでは?
フリーランスなら、個人事業主だ。
残業代も発生しないし、労働基準法の適用外だ

僕らの仕事は自己実現や社会貢献みたいな目標を持って好きで働いている人が多い。だから本人は意識してなくても世の中から見ると忙しく働いている人がいるのは事実。だからこそ会社の中にすぐ利用できる病院を作ったり、定期的にメンタルチェックをしたり、時間に限らない社員の労働環境をそれなりに考えてきたつもりだ。

出典:http://megalodon.jp/2016-1222-1452-37/ameblo.jp/maxmatsuura/entry-12230798500.html

望まない長時間労働を抑制する事はもちろん大事だ。ただ、好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない。好きで仕事をやっている人は仕事と遊びの境目なんてない。僕らの業界はそういう人の「夢中」から世の中を感動させるものが生まれる。それを否定して欲しくない。

出典:http://megalodon.jp/2016-1222-1452-37/ameblo.jp/maxmatsuura/entry-12230798500.html

でた、

やりがい搾取、好きな仕事搾取

長時間労働問題を議論する際に必ず経営者がいう言葉。

  • 社員は自主的に労働している。
  • 社員は仕事が好きで家に帰りたがらない。
  • 会社としては長時間労働を肯定していない。

この言葉を発した時点で、ブラック企業経営者確定です。
好きで仕事している人もいるでしょう。
しかし、すべての社員が仕事人間と言うことはまずありません。

  • 「いや!うちの社員はみんな仕事が大好きだよ」
  • 「俺が早く帰れって言っても、みんな仕事に夢中なんだよ」

経営者でホントにこういう発言をする人がいます。
本気でそう思っていらっしゃるんですか?

もし、社員がみんな仕事が大好きで家に帰りたがらないって思っているとしたら
経営者、あなた自身がそういう社風を作っているってことです。

長時間労働社員が出世する仕組みが過労死を生む原因

毎日毎日、遅くまで長時間労働している人。

  • 経営者「おっ!今日も遅くまで頑張っているな」
  • 社員「はい!この仕事が大好きなんです」
  • 経営者「そうか!それじゃあ、この仕事もやってみるか?」
  • 社員「えっ!?こんな大きなプロジェクトを任せて頂けるのですか?ガンバリマス」
  • 経営者「君はよく頑張ってくれているから。期待しているよ」

こういう会社が多いのではないでしょうか?
長時間労働社員に大きなプロジェクトが任せられる仕組みを作っている会社。
経営者として仕事が大好きで長時間労働を厭わない社員は可愛いかもしれません。

でも、こういう長時間労働社員が大きなプロジェクトを任せられると
どういう事態が起こるか想定していない。

①長時間労働社員しないとプロジェクトを任せてもらえない

長時間労働していない人はやる気がない人。

長時間労働前提の会社では、早く帰る人はやる気のない人として認定され、
プロジェクトを任せてもらえない。
折角、やる気満々で企業に入り大きなプロジェクトを担当したいという希望を持っている人は
長時間労働をしなければ、会社では無能扱いされてしまう。

この恐怖から、否が応でも長時間労働する羽目になる。

評価基準が長時間労働前提なのだから、その評価基準に沿った仕事をしなければ
出世の道が閉ざされてしまう。

⓶長時間労働社員が部下を長時間労働に駆り立てる

長時間労働社員が出世し、大プロジェクトを任される。
自分が長時間労働したい人が、部下に仕事を命令するわけだ。
当然、部下にも同じか、それ以上の長時間労働を強制する。

もし、帰りたいなんて部下が言えば、

  • 「俺が若い頃はこんなもんじゃない」
  • 「やる気がない奴は仕事を辞めろ!」
  • 「俺たちがやっているこの大プロジェクトを成功させたいと思わないのか」
  • 「このプロジェクトに熱意を持っているなら、そんな泣き言を言うな」
  • 「疲れているのはお前だけじゃない。みんな疲れているんだぞ」

こういう言葉で全否定する。
自分が長時間労働社員だから、それ以外の部下を評価する方法を知らない。

結果、長時間労働社員が出世し、
新人は長時間労働を強制され、

経営者もそんな労働環境を業界の常識と言い切る。

これこそ長時間労働問題の本質だ。

長時間労働問題だからクリエイティブとは限らない

日本ではクリエイティブ系企業に多く長時間労働問題がある。
日本ではアニメーション業界、音楽業界、テレビ業界、芸能界、ゲーム業界など。
こういうクリエイティブ系は忙しく、長時間労働も当たり前だ。

しかし、ホントにクリエイティブ系には長時間労働が当たり前なのか?

答えはNo。

例えば、アメリカのピクサーがそうだ。

クリエイティブ系でも、長時間労働を無くし、働きやすい環境を整えた会社だ。

  • 「ピクサーと比べるなんて!」
  • 「日本にはピクサーほどの会社なんてないよ!」

って思っている方、間違っていますよ。
日本のアニメーションは世界的評価をされているのは事実。
日本初のキャラクターは世界中で大人気。

これは長時間労働の賜物かもしれません。
でも、世界では長時間労働で社員を疲弊させない会社も存在しているってことです。

日本では、まだ長時間労働を肯定している経営者も存在していますが
ハッキリ言って時代遅れ。

こういう長時間労働を野放しにしていることが結果として
どういう事態を巻き起こすのかという想像力が欠如しているとしか言いようがない。

松浦氏の発言でエイベックスが被る人的機会損失

これが世間一般の感想。
twitterで検索しても、長時間労働擁護派は皆無。
多くの人が、労働基準法順守すべきとの意見だ。

そして、エイベックスに就職したいと考えている人もこういうニュースを見る。
お子様を持つ両親や祖父母もこういうニュースを読む。

もし、我が子がエイベックスに就職したいと言ったらどういう反応しますか?

我が子を長時間労働で過労死させたくない親御さんは反対するだろう。
この松浦氏の発言によるエイベックスが被る
人的機会損失が甚大だということを

松浦氏本人が全く理解していないことが大問題だ。

株主代表訴訟級の問題発言だ。
以前、ワタミ、ユニクロ、楽天の社長も同様の発言をして大問題になり、
その後就職希望者が激減したのは有名な話。

エイベックスが未払い残業代支給するってよ。



エイベックス、未払い残業代支給へ 数億円規模の見通し (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
アーカイブされた 2017年5月1日 22:19:51 UTC

エイベックスが未払い残業代支給するってよ。

去年、労働基準監督署から是正勧告を受けてすでに半年たっている。
ようやくエイベックスも支払うことを決めた。

なんでここまで時間がかかったのか定かではない。

まぁ就職活動が始まり、エイベックスがブラック企業のレッテルを貼られたままだと
新卒採用が困難になるってことでしょう。

今、採用氷河期ですもんね。
エイベックス入社しなくても、どこにでもよい会社があるから。

調査対象の7カ月分の未払い残業代を5月中に支払い、今年2月以降に生じた未払い分は必要に応じて追って支払うと説明している。

調査対象の7か月分?

残業代の時効期間は2年間です。

本来、未払い残業代を支給するのであれば、2年間遡って支給すべきです。
2年間遡ると、未払い残業代が膨大に膨れ上がることを懸念したのでしょう。

ようするに

  1. エイベックス松浦勝人社長は未払い残業代を支給したくなかった。
  2. 2年間分払いたくないから、7か月分でお茶を濁した。

やっぱり、エイベックスはブラック企業って証明されました。

就職活動しているみなさん覚えておいてください。
エイベックスは2年間サービス残業しても、例え労働基準監督署の是正勧告を受けても
7か月分の残業代しか支給しませんからね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク