過剰サービスが日本全体をブラック企業化。消費者を区別する勇気を

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日本ってホント、サービス品質が良すぎない。
夜中までコンビニ開いているし、自動販売機もATMも24時間365日使える。
公共交通機関だって、夜中まで動いているし、タクシーだって。
サポートセンターだって、すっごく丁寧に親切に、一生懸命説明してくれる。
日本サイコー!。
でも、ちょっと待って!。
なんか、過剰サービスすぎない?

過剰サービスの裏で苦労している社畜がいるんだよ

過剰サービス

過剰サービスのせいで、裏で必死に働いている社畜の皆さんがいることを
ご存知ですか?
多くの人は、たいして気に留めていないでしょ。
でもね、今、皆さんが自宅でリラックスタイム中でも必死に働いている人がいるんです。

例えば、宅急便屋さん。
Amazonや楽天で購入すると、すぐに届けてくれますよね。

  • お客「不在者投票が入っていたんですけど」
  • 宅急便屋さん「ありがとうございます。何時ごろお伺いしてよろしいでしょうか?」
  • お客「8時ごろ来れる?」
  • 宅急便屋さん「かしこまりました。8時に配達に伺います」

うん。普通の光景だよね。

う~ん?普通なの?

ちょっと待って!これ普通じゃないでしょ。

確かに高品質サービスだけど、働いている人は8時まで家に100%帰れないじゃん。
宅急便屋さんだって、家族がいるかもしれない。子供がいるかもしれない。
でも、お父さんが帰宅するのは夜遅くでしょう。

これ、幸せなのかなぁ?
これ、幸福社会?

だって、こんなにすぐに宅急便が届くってすごくない?
通信販売の普及の原動力は、宅急便業界でしょ。

ただ、宅急便業界に通信販売の問題点を押し付けて、問題を先送りしている。
宅急便屋さんの多大な犠牲によって、通信販売自体が成り立っているんだよ。

いくら通信販売で購入して、早く手元に欲しかったとしても、
夜8時に配達してもらわなければ、いけない商品なの?

そんなに重要な商品なの?

そんなに大事なら、もっと前に頼んでおけばいいじゃん。

もう、ね。6時以降の配達終了とか考えないと宅急便の現場が大変でしょ。

  • 「そんなの関係ない」
  • 「いやなら宅急便業界で働かなければいいじゃん」
  • 「だって、早く欲しかったんだもん」
  • 「Amazonは即日配送だって言うから注文したんだから守れよ」

そうかもしれない。
時代のニーズは絶対なのかもしれない。
でもね、ちょっと過剰サービスすぎませんか?

すべてのBtoC業界がブラック企業化する

すべての業界で同じようなことが起きている。
基本、サービス業界はすべて過剰サービス。

飲食業界、服飾業界、通信業界など。
BtoC(企業対消費者間取引)は、どんどん顧客に寄って行く。

  • 「会社が終わるの遅いですよねぇ。うち夜10時まで営業しています」
  • 「土日は休みですよねぇ。うち土日も休まず営業しています」
  • 「深夜なら時間あります?うち24時間営業しています」
  • 「帰宅時間が遅い?お戻り次第電話頂ければ、お伺い致します」

こうやって、個人個人のニーズに合わせる。
小さい無理が、企業全体の無理になり、常識になり、勤務時間が長時間化する。

別に、ここまで過剰サービスする意味あるの?
正直、コンビニを深夜に利用する人ってどれくらいいるの?夜10時まで営業してることにメリットを感じている人がどれくらいいるの?

メリットがないわけじゃない。
でも、大多数の人じゃなく、少数のコアなニーズにまで適応していたらキリがないんじゃないの?

多様性の時代なんだから、いくらなんでも限界がある。
でも、今の日本って限界を限界だと思っちゃいけないような怖さがある。

  • 「すべてのお客様に満足頂けるサービスを!」
  • 「顧客満足度No.1を目指して!」
  • 「どんな要望にもお応えしたい!」

ハッキリ言って、永遠に不可能じゃん。

コンビニだって24時間営業していなくたっていいじゃん。
次の日に買いに行けばいいんだから。
お店だって、7時に閉めちゃってもいいじゃん。

こういう負の過剰サービス連鎖で苦しんでいる日本人が大多数じゃないの?

で、過剰サービスが結局、消費者負担になる

当たり前だけど、過剰サービスで必要以上の経費がかかると負担するのは誰?

勿論、消費者ですよ。

例えば、24時間営業しているなら、水道光熱費が過剰にかかるでしょ。
人件費だって割増賃金が発生する。システムなら保守の人が必要になったり。

もし、お店を閉めていたら本来かからない経費。

コンビニだったら、夜の9時から朝の6時。
この時間帯のお客さんの量って日中より多くないでしょ。
だって、普通の人は家に帰っているか、寝ている時間だもん。

こういう過剰サービスが、多くの人の物に転嫁されて
より高い値段になっているってことわかっているの?

また、こういう過剰サービスのせいで本来より利益が少なくなり、
結果として、社員の報酬が少なくなっているってことも理解している?

あえて、深夜営業を止めてみてはどうだろうか?
無駄な経費が抑えれれる分、日中にしっかり稼ぐように努力する。
この方が、全体的な売上高は減るかもしれないが、経費も抑制でき
かえって利益増になるかもしれない。

てか、深夜は寝る時間。
この寝る時間に仕事をするなんてつらいよ。

こういうアダルトチックな過剰サービスは大歓迎ですけど。

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コメント

  1. 日本病患者 より:

    一言二言のカキコミで済む問題じゃないと思うが…

    日本には昔から規律や戒律、礼儀、秩序、和、などの背筋がピシッと伸びる様な美しい言葉が存在するが、しかし、それとは裏腹に上記の様な言葉を常に示しておかないと直ぐに乱れるのが日本人…
    云わば、色んな物事でエスカレートしやすい民族なのかも…

    他の先進国の法律全書『日本では六法』の厚さを見比べたら一目瞭然であり、日本の決まり事や規定の多さに…
    換言すれば、それらが無いと崩れてしまいやすい民族なのでは?

    新しい文化や開発、またそれらのサービスが次々に出てくるのが日本…

    サービスを受けて感動は最初の一瞬…直ぐに状態化し、更なる上のサービスを求めるのも日本人…

    社員を犠牲にしてまで客の『納得』ではなく『更なる満足』を提供しようとするのも日本人…
    昨年の1月に発生したスキーバスの死亡事故…
    顧客・企画会社・バス会社・旅館・安値ばかり求めて合い、関係者同士で首を絞め合った結果では?

    JR福知山線の脱線事故…
    もう風化してるのでは?
    あれも一種の首の絞め合い…
    JR役員逃げる…
    皺寄せは、操縦士に…

    『えぇぇ~っ!?東京まで3時間も??お金払ってるのになんでそ

    • hororon_1 より:

      コメントありがとうございます。
      正に、日本病患者様がおっしゃる通りです。

      「なぜ、サービスがどんどんエスカレートするのか?」

      日本は、サービスをエスカレートして、みんなで潰し合いします。
      その負担は、すべて社員に降りかかる。
      で、顧客満足度と言う言葉にすり替えて