ホワイト企業の見分け方。ハローワークでも求人サイトでも見つかるホワイト求人

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ホワイト求人ってあるよ。
ブラック企業にお勤めの方に言うと

  • 「はぁ!?そんな求人あるわけねぇだろ(怒)」
  • 「ホワイト企業なんて、一部の大手企業の話だろ!(怒)」
  • 「所詮、ホワイト企業はエリート社員しか入れないだろ!(怒)」

とか、言われちゃうんですけど。
でもね、ホワイト企業も存在しているし、ホワイト求人も存在しているのは事実。
ただ、こういうホワイト企業をみんな見逃してるんだよねぁ。
なんで、ホワイト企業を目指さないの?

ホワイト企業の定義とは

ホワイト求人

最初に、ホワイト企業の定義。
多くの人にとってホワイト企業と言っても、思い描く姿は千差万別。
ここで、拙者が想定しているホワイト企業について定義しておくよ。

  1. 給料はソコソコ(年収300万円以上)
  2. ノルマはない、あっても達成できる程度。
  3. 残業は月20時間以内
  4. サービス残業はない。
  5. パワハラがない。
  6. セクハラがない。
  7. 社内でいじめがない。
  8. 社内の人間関係が良好。
  9. 理不尽な仕打ちを受けることがない。
  10. 懲罰人事や見せしめ人事がない。
  11. 社内で怒号が飛び交っていない。
  12. 会社で私物を使わないでいい。
  13. 経費精算がちゃんとに出来る。
  14. 退職者が少ない。
  15. 常に求人募集していない。

拙者としてのホワイト企業の定義はこんな感じ。
上記の中で、すべて満たしている企業もハローワークでたまに求人出るよ。
まぁ1、2個は満たしてなくても十分ホワイト企業かもしれない。

給料はソコソコって書いたけど、一応拙者は年収300万円以上を想定している。

この年収の想定が難しい。
正社員なら年収300万円以下でもO.Kって人もいるし、
最低でも年収500万円以下は論外って人もいる。さすがに、年収1,000万円以上を希望していてホワイト企業でノウノウと働きたい
なんて贅沢な夢を見ている人はいないだろうが。

勤務地によっても、地方なのか首都圏なのかによって物価、地価も違ってくるので
一概に年収だけで判断することは難しいかもしれないが・・・。

まぁ、首都圏で派遣社員をしていても年収300万円以下の人はワンサカいるわけだし
正社員で年収300万円あり、上記のような社内環境なら十分、ホワイト企業と言えるのでは。

  • 「う~ん、年収にもよるけど、ホワイト企業だろうね」
  • 「こんないい待遇なら、月給20万でも転職したい」
  • 「てか、こんなホワイト企業夢物語だろ!寝ぼけんな!」
  • 「あーあ!なんでこの国はブラック企業ばかりなんだろう」
  • 「人間らしい仕事がしたいなぁ」

まぁ、反応は色々でしょう。
でもね、こういうホワイト企業って実は結構たくさん存在しているんですよ。

ホワイト企業はあなたの身近にも存在している

  • 「嘘つけ!こんなホワイト企業あるわけないだろう(怒)!」
  • 「何言ってんだ(怒)!ホワイト企業がないからブラック企業で仕方なくやってんだろ!」

怒らないで冷静に聞いてほしい。
そして、もう一度周囲を観察してほしい。
毎日5時頃、山手線や地下鉄の駅に行ってみて下さい。

5時を過ぎると、帰宅ラッシュが始まりますよ。
そう、ブラック企業で働いている人は全く認識していないけど、多くの人は
5時、6時の電車で帰宅していますから。

実際、5時、6時の電車って混みます。

毎日、同じ時間にホームにいれば、同じ顔触れが同じ時間の電車に乗るのを
見かけると思います。
では、こういった定時帰りが当たり前の人は、何か特別なスキルを持っているわけでも
東大卒などのキャリアを保持している訳でもありません。

極々普通のサラリーマン、OLさんです。

強いて上げるとしたら、

ブラック企業じゃなくホワイト企業を見つける嗅覚を持っていた人。
このホワイト企業を見つける嗅覚がない人が多すぎる。

多くの人は、ホワイト企業を素通りしてブラック企業で働いている

多くの人は、目の前にあるホワイト企業を素通りして、望んでブラック企業で働いている。

  • 「はぁ!?そんな訳あるか!」
  • 「ブラック企業に入ることを望むわけないだろう!」
  • 「入社した企業がブラック企業だったんだよ!」
  • 「知らないでブラック企業に入社したんだよ!」
  • 「こんなブラック企業だと知ってたら、入社なんかするわけないだろ!」

はい!そこでストップ。
そう、ブラック企業だと知らなかったから入社した人が圧倒的に多いんです。
誰もが好き好んでブラック企業に入社しませんよね。
でも、なぜか多くの人がホワイト企業を素通りしてブラック企業を選択するんです。
洗脳されているかの如く、ホワイト企業を嫌い、ブラック企業を素晴らしい企業と錯覚
させられるんです。

なぜか?

ブラック企業の4つの無限ループで人を廃人にする

①ブラック企業の求人票は秀逸

ブラック企業の求人票は正に芸術的なだまし。
書いてあることを読めば

  • 「俺もこの会社で頑張ってみたい!」
  • 「この会社なら、自分の実力を正当に評価してくれそう!」
  • 「この会社は他の会社とは全然違う」

という好印象を与えるヒントがちりばめれられている。
正に、選挙前の政治家の演説の如く。
悪いこともいい意味で解釈できるように書いてある。
そして、決まって書いてあるのが、

想定年収

この想定年収が応募者の心を鷲掴みにする。
35歳で年収500万円、40歳で700万円、50歳で900万円などなど。

こういう将来ビジョンを示されると、人間は弱い。
ただの数字であり、実際に自分がその報酬を得られる保証はないのにだ。

⓶ブラック企業は採用上手

ブラック企業は、常に採用しないと業務が回りません。
そのため、採用のルーチンワークが完璧。
常に求人票を出しているから、応募者がどんな言葉に心を揺さぶられるか
完璧に把握している。

  1. 夢の実現。
  2. 未来への挑戦。
  3. 地位、名誉、報酬。

など、応募者が入社を決意するためのありとあらゆる問題点を解決してくれます。
応募者の日程にもキッチリ合わせてくれますし、フォローも秀逸。
そう、完璧にホワイト企業を演じるんですから。
人事担当者の踏んだ場数が違いますから。
応募者を煽てて、気持ちよくして、入社を決意させるなんてちょちょいのチョイ。

③ブラック企業は社内洗脳で退職者抑制する

ブラック企業で働いている人は、社内の業務で洗脳されている。

  • 「俺が辞めたら、みんなが困る」
  • 「俺だけじゃない、みんな頑張っているんだし」
  • 「納期を守らないとお客様に迷惑をかけてしまう」

会社の業務が回らないのは、経営者の怠慢であり、社員が自分を犠牲にしてやるべきことではない。
しかし、ブラック企業では社内洗脳し、経営者批判を抹殺する。
チームのため、同僚のため、部下のため。

誰か人のためと思うと、人間は簡単に辞められない。
こういうシステムで、社員をブラック企業につなぎとめる。

退職しようとする社員には

  • 「みんな頑張っているのにだらしない」
  • 「お前が抜ければ、同僚が余計苦労するってわかってんのか」
  • 「みんなの迷惑を考えろよ」
  • 「任された仕事も満足にやり遂げられないのかよ」
  • 「そんなんじゃどこの会社行っても通用しない」
  • 「とりあえず、あと数年頑張れよ」

こういう脅しで退職引き留めする。
特に新卒で入社した社員は、他社の実情を知らないので

  • 「働くってことはこういう苦労が当然なのかなぁ」
  • 「自分はまだ新米だから、転職できないかも」
  • 「もう少しスキルを磨いてから、転職しようかなぁ」

って思っちゃう。
で、体が壊れるまで頑張っちゃうんだよね。

④ブラック企業は、社員を使い捨てにする

ブラック企業は社員を洗脳し、会社に服従させる。
社員もそれに答えて、または義務感として頑張る。
頑張れば、頑張るほど仕事は増え、疲労も増える。

人間にもリミットがあり、そのリミットを超えると爆発する。
うつ病、体調不良などの症状が体に現る。
そうすると、あっさり切り捨てる。

昔、プログラマーのことをソルジャーと言っていたが、正に歩兵なのだ。
死んだら代替の利く、兵隊。

で、①に戻るわけですよ。
こうやって、負の無限ループが延々と続き、犠牲者が量産されていくわけ。
悲しいなぁ。

ハローワークでも使えるブラック企業求人を見抜くコツ

というより、ハローワークでも使えますし、転職サイトでも使えます。
何度も何度も転職活動で企業を回ったり、人事担当者として採用活動にかかわった経験から
体得したホワイト求人を見抜くコツです。

①固定残業代・みなし残業かどうか判断する

ここ注目。
求人票を見たとき、固定残業代(30h)含む。
なんて書いてあるケースがありますよね。

この固定残業代(みなし残業代)。
残業時間を会社が把握しにくいので、固定で支払いますよ。
もし、残業が基準より少なくても給料の減額はしませんよってこと。

  • 「な~んだ。サービス残業の会社よりいい会社じゃん」
  • 「ちゃんとに残業代払ってくれる。ブラック企業じゃない」

って思っちゃった人、もう騙されているかもしれませんよ。
こういう、固定残業代(みなし残業)含むっていうのは、小さく隅に書いてあったりします。

月給30万円

※ただし、月給にはみなし残業代30時間含む。

で、経営者側として考えてみて。

固定残業代(みなし残業)30時間分払うってことはどういうこと?

定時退社でも固定残業代(みなし残業)を払わないといけないんだよ。

経営者がそんな甘いことすると思う?

基本、固定残業代(みなし残業)30時間なら、
その倍60時間は残業することになる。

で、労働基準法では固定残業代(みなし残業)を超えた分は別途支払うことになっているけど
どうなんでしょう?
これは各会社によるんじゃないかなぁ。

ただ、固定残業代(みなし残業)を超えた分はサービス残業になる会社も多いよ。
そう、拘束時間が長い、帰りにくい職場であることは事実だろうね。

⓶求人がちょくちょくアップされる企業はダメ

こういう企業は、基本人が定着しない企業。
何が原因かわからないが、ロクな会社じゃないので応募しないように。

転職サイトなんかだと、インターネットで検索すると同じような求人が
大量に出回っていたりする。
ちょくちょく求人出す企業でも、こういうネットのログは削除できないもん。
応募者としては、こういう情報を必ずチェックしていくことが大切。

逆に極まれに求人がアップされる企業もある。
こういう企業は結構、働きやすい企業が多い。
求人を出すのが稀ってことは、今まで働いていた人が辞めなかったから。

③レッドオーシャン系業界は激務だと思え

ベンチャー企業、不動産会社、飲食系、金融系はブラック企業だと決めつけていい。
というより

レッドオーシャン市場で戦っている企業はブラック企業が多い。
レッドオーシャンは、競争激化市場。
こういう競争が厳しい市場で生き残るためには、人件費削減が必須。

兎に角、キツイよ。
どんどん人が辞めていくし、新規採用もどんどん。
人が入れ替わっても、誰もびっくりしない業界。

④求人票に夢、希望、若い会社、仕事を任せる
って書いてあったらやめろ

求人票に

  1. 夢って書いてあったら、社長の夢を実現するために馬車馬のように働け。
  2. 希望って書いてあったら、監獄から抜ける希望を持てってこと。
  3. 若い会社って書いてあったら、制度未整備、環境未整備、死ぬまで働け。
  4. 仕事任せるって書いてあったら、明日から責任者。結果出るまで帰るな。

そんな感じ。
求人票の言葉の裏側を推察するように。

意外な盲点・ホワイト求人を見抜くコツ

ホワイト企業を見抜くコツで意外と盲点になっていることは。

同族企業。

  • 「同族企業って最悪じゃん」
  • 「社長親族が会社を牛耳っているからなぁ」
  • 「俺、同族企業で酷い目に会ったよ」

確かに、同族企業にもピンからキリまであります。
しかし、日本の企業の95%以上が中小企業なんです。

ほとんどが、同族企業。
ホント、同族企業で嫌な目に会った人も多いかもしれません。同族企業を敬遠する理由はなんですか?

  • 「社長がワンマンでついていけない」
  • 「経営者が縁故採用で意味不明な支持が横行している」
  • 「社内に社長の愛人がいて、威張っている」

まぁ同族企業の社長ですから、いろんな人がいますよ。
でもね、社長が立派な会社だっていっぱいあるんですよ。

社長がきちんと権限移譲して、社内体制をしっかり作っている企業も数多く存在します。
中小企業だって大企業に負けない技術力を持った企業が数多あります。

もうおわかりですね。

中小企業は社長次第。

社長を見れば、その会社がどんな会社か理解できます。
で、中小企業の採用面接では、必ず社長面接があります。
そこで、社長の人となりを判断すればいいんです。

ホワイト求人を見抜くために絶対に外せない5つのキーポイント

ホワイト求人とブラック求人の違いは、必ずあります。
どんなに隠しても、ブラック求人にはブラック部分が透けてきます。
特に、面接のときの面接官の表情や対応で如実に表れます。

拙者がよく面接で聞く質問です。

①御社の上席者はどんな方が多いですか?

これを聞くと、社内でどんな方が出世しやすいか判断できます。
会社によって、出世ルートが違います。
営業畑が強い会社もあれば、人事畑が強い会社も、
技術畑が強い会社もあります。

経営者がどんな人を出世させるかの好みが判断できます。
これによって、イケイケな会社なのか、堅実な会社なのか、合理的な会社なのか。
会社としてのスタイルが見えてきます。

また、この質問をすると人事担当者は実際の社内の上席者を思い浮かべます。
その時の表情を見ると・・・。
人間ですから、嫌な上司を思い浮かべると苦い顔になります。
ただ、人事担当者もプロですから、表情は一瞬で笑顔、真顔に代わりますから
見逃さないように。

⓶私は○○に住んでおりますが、御社の社員の方の通勤時間はどうでしょうか?

これ、通勤時間を聞いているんじゃありません。
実際は、残業時間を聞いているんです。

いきなり、残業時間はどれくらいありますか?って聞いたら
ブラック企業は上手くごまかしますよ。
その手の質問にはブラック企業人事は慣れてますから。
ただ、通勤時間を聞かれるとポロっと本音が出ちゃうことがあります。

③面接前の雑談で、ゴールデンタイムのテレビの話をする

夜7~8時のテレビの話をすれば、その番組を見たか、見ていないかわかります。
スポーツ中継なんかはお勧めです。
見ていない場合、そのスポーツに興味がないか、残業してて見れなかった可能性があります。
こういう雑談は、人事担当者も本音が出やすいので注意して話しましょう。

④社長面談で自社のよい点、改善したい点を聞く

社長面談では、面接者は自分のアピールをしますよね。
その際に、社長の本音が見える質問をしちゃいましょう。

改善点を聞いた時は

社長の目を見て真剣に相槌を打ちながら聞いてください。
相手が一生懸命自分の話を聞いてくれていると感じると
ついつい本音が出てしまうものです。

社長だって人間ですから。

その時、

  • 社長「うちの社員は大した奴がいない」
  • 社長「うちにはロクな社員がいない」

など

自社の社員を罵倒する言葉、軽蔑する言葉がでたらブラック企業確定です。
社長がどういう人かを把握すれば、同族企業攻略は完璧です。

だって、社長が指揮命令者なんだもん。

⑤夜8時ごろ会社の前に行け

自分がこれから働くかもしれない会社。
夜8時頃会社の前に行ってみろ。
電気がついていたら、残業が多い会社。
電気がついていなかったら、残業が少ない会社。

これだけでも、ブラック求人かホワイト求人か判断できるはず。
多くの求職者は、こんな単純なことすらしていない。
で、ブラック企業に入社して病んでいく。

必ず、夜8時ごろ会社の前に行ってみよう。

どんなに嘘で塗り固めても、電気をつけないで真っ暗な部屋で仕事なんてできない。
ブラック企業は必ず夜遅くまで電気がついているから。

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