私がマッキンゼーを辞めた理由 ー自分の人生を切り拓く決断力ーを読んで感じた事

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近年ビジネス書界は空前絶後のマッキンゼーブーム。
元マッキンゼー出身者の仕事の進め方って本がワンサカ。
そんな、マッキンゼー本とは一線を画す本が
今回紹介する

私がマッキンゼーを辞めた理由 ー自分の人生を切り拓く決断力ー【電子書籍】[ 石井 てる美 ]

です。
もし、挫折しそうなとき、苦しい時是非読んでほしい。
エリートも辛いってことがよくわかる。

私がマッキンゼーを辞めた理由 ー自分の人生を切り拓く決断力ー。苦痛だなぁ。

この著者。石井てる美氏。
東京大学卒→東京大学院卒→マッキンゼー→お笑い芸人。

???

マッキンゼー → お笑い芸人?
ここ繋がりませんよね。
でも、ホントに実在しているお笑い芸人さんなんです。
ちなみに、石井てる美氏のネタがこちら


言いづらいことを英語っぽく言う。
なるほど、やっぱりインテリ芸人ですねぇ。
英語って言うだけでなんか、別世界にいる感じですな。
まぁ、拙者が底辺サラリーマンなのでしょうが・・・。

それもそのはず、石井てる美氏は
TOEIC990点。英検1級の保持者。さすがです。すごすぎます。

正直これだけの経歴があれば、マッキンゼーをドロップアウトしたって
普通に大手企業に再就職できるのに!

って思いませんか?

拙者はそう思います。
てか、勿体無いなぁって思いませんか?

羨ましい!!って思いませんか?

素直になってね。
もし、あなたが東大卒の学歴、英語ペラペラだったらどうします?

「絶対、大企業に転職していい給料もらう!」

そうでしょ、そうでしょ。

勿論、石井てる美氏だって相当の努力をしてきたはずです。
まぁ、地頭がいいかもしれませんが、地頭が良くたって努力は必要ですよね?

そりゃあ、東大に入るんだったら一生懸命勉強しているはず?

勉強しないで東大に入れるってことは・・・。

えっ!東大より上の大学がないから仕方なく東大?
そんな変人いるの?

まぁ、石井てる美氏は学校の授業は真面目に聞いていたそうですけどね。
拙者、真面目に授業聞いていたけど東大に入れませんでしたが・・・。

マッキンゼーの仕事は過酷なはずだよ。そりゃあ。

拙者の話は置いといて、石井てる美氏のマッキンゼー入社の続き。
マッキンゼーってコンサルタント会社だそうです。
経営コンサルタント。

あれ、ショーンKと一緒の経営コンサルタント。
ショーンKを出すと、急に胡散臭さくなるけど、まぁまともな経営コンサルタント。
大企業の経営課題に対して、解決策を提案するのが仕事。

大企業が自社で考えても考えても解決策が見つからないような課題を
マッキンゼーは超優秀な社員がチームで考えて解決策を提案する。

それは、トンデモナク高いハードルでしょ。
中小企業じゃなく、大企業の経営課題だよ。
当然、社内にだって優秀な社員が必死に経営課題の解決策を練っているんだよ。
その社内で出てくる案より、素晴らしい案を出さなければいけないんだ。

もし、社内案より程度が低い案を提示されたらマッキンゼーに高い報酬を支払って経営コンサルタントしてもらう理由がないでしょ。

自分が勤めている会社の商品のことは自社の社員が一番よくわかっているでしょ。
問題点も含めてね。
勿論、盲目的になっちゃうケースもあるけど。
ありきたりの提案なんて存在しない。
提案の使いまわしなんてしたら、それこそ信頼関係が失われる。
常に、ギリギリの仕事が求められる。

膨大な情報収集と思考が必要。

あーあ!!シンドソウ。

天才は天才の中で競争させられるサラブレットのようなもの

頭が良くって東大卒でもマッキンゼーに入れば、周りがみんなそんな人ばかり。
その中で優秀じゃなければ、ドンドン置いて行かれる。
サボってなくても、周囲が異常なスピードで仕事をこなしていくわけだから。

常に競争、競争、競争。

石井てる美氏の本でも語られていたこと。
常に周囲から無能の烙印を押されないようにビクビクしていたそう。

無能だと見なされるとプロジェクトにお呼びがかからなくなり、
人事評価が悪くなり、悪い評価が続くと退職勧告。
そうクビ。結果を出せなければ無能。無能な社員はマッキンゼーにいられない。

恐ろしやぁ。

コレ、まるでサラブレットじゃん。

新馬戦、500万、900万、準オープン、オープン、重賞、G1。

新馬戦を勝っても、次は新馬戦を勝ったサラブレット同士の争い。
重賞を勝ってもG1は、そんなサラブレットだらけ。
いずれ、どうしても勝てない壁にぶつかる。
勝てないサラブレットは引退。
引退ってもう走らなくていいよって意味だけじゃないよ。
命の問題だからね。

この過酷な生存競争に勝って勝って勝ちまくったサラブレットのみ
余生を送る権利を獲得できる。

恐ろしやぁ。
エリートはエリートで生存競争の激しい現場で死に物狂いで働いているってこと。

これを知ってもエリートが羨ましい?

そりゃあ、エリートは高給貰わなければやっていられないよなぁ。

実際、この本を読んでもらえればわかるけど
石井てる美氏も、マッキンゼー時代は

  1. 忙しいプレッシャー
  2. 実績を残さなければいけないというプレッシャー
  3. 失敗できないプレッシャー
  4. 無能と思われたくないプレッシャー

など、張り詰めた過剰ストレス環境で仕事をしていたそうだ。

ちなみに現役のサラブレットのほとんどが胃潰瘍を抱えているそうだ。

やっぱり、エリートはサラブレットと一緒。

絶対に負けてはいけないサバイバルレースを戦い続けているんだろう。

やりたいことを見つける、過酷な状況から逃げ出すきっかけが必要。

拙者、この本を読んで、石井てる美氏がホントにお笑い芸人をやりたかったのか
疑問だ。
読めば読むほど、お笑い芸人という逃げ道を見つけ、兎に角マッキンゼーから
逃げだ出したかったのではないか。

何もなくマッキンゼーについていけないから辞めるというのが東大卒、失敗したことのない人にとってプライドが許さなかったんじゃないかなぁ。

マッキンゼーに負けたこと。同期に負けたこと。

  • 「私、お笑い芸人という新しい夢を見つけたから、マッキンゼーを辞めるの」
  • 「別にマッキンゼーが嫌なわけじゃないの。芸人になるために仕方ないの」
  • 「人生一度きりなんだから、やりたいことやりたいじゃない」

コレ、すべて言い訳に聞こえるんだよね。
いいんですよ、マッキンゼーだけが人生じゃないんだし。
理由を作らなくたって。
普通の人は、そんな理由とか考えて生きていないよ。
会社に入社しても、合わないから辞めますなんて普通にあるじゃん。

  1. ノルマがキツイので辞めます。
  2. 上司と折り合いが悪いので辞めます。
  3. 給料がいい会社に転職が決まったので辞めます。
  4. 労働時間が長いので辞めます。
  5. 仕事のレベルについていけないので辞めます。

別に普通ですよね。

でも、エリートには違う風景が見えているのかなぁ。

自分自身に負けることが許せないってことじゃないかな。

私がマッキンゼーを辞めた理由 ー自分の人生を切り拓く決断力ーを読んでほしい人

  • 一流大学在学中の人
  • 小学生、中学生、高校生
  • 就職活動中の学生
  • 英才教育をしている親御様

自分の子供を将来、大企業に就職させたいと思い努力している方々。
大企業のエリートサラリーマンの実情がコレ。
すべての大企業がこういう会社ではありません。
ただし、大手メガバンクなどでは、同じような生存競争があるでしょう。
こういったエリート同士の競争、潰し合いに打ち勝つ強いメンタルがなければ
あっという間に、うつ病になってしまう。
実際、大企業に勤めていて、うつ病で退職する人は数多。
最悪、自殺を選択してしまう人もいるのです。

あなた、生存競争したいですか?

あなた、我が子をエリートの競争社会に入れたいですか?

勉強することは重要です。
よりよい教育を受けさせて、我が子の可能性を広げてあげたいという親心は
十分理解できますし、正しいことです。

ただし、一番重要なことは
一流大学に入学することではないし、大企業に就職することでもありません。

幸せに暮らしていくことです。
そのために

人生の負け方、逃げ方、諦め方、挫折の仕方を学ぶことです。
逃げることはカッコ悪いことではありません。
自分自身の身を守る防衛本能。
どんな人間も負けます。必ず負けます。負けない人はひとりもいません。

でも、温室で育った子供たちは防衛本能が少ない。

この本は、エリート教育で育った子供の精神構造が理解できる。
そして、親御さんが速く危険を察知して、対処するためにいいヒントが詰まっている。

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