ルドルフとイッパイアッテナ映画化記念。夏休みと読書感想文と猫のはなし

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ルドルフとイッパイアッテナ。
なんとルドルフとイッパイアッテナが映画化されるそうです。
「懐かしいなぁ」
拙者にとってこのルドルフとイッパイアッテナは思い出深い本なんです。
小学生の夏休みの思い出。
この本との出会い。

ルドルフとイッパイアッテナの思い出

あれは拙者が小学生の頃のお話し。
拙者、ホント読書感想文が大嫌い、大の苦手なんです。
特に小さいころから読書をする習慣がなかったこともあり、読書をして
何を感じるか、どう感じるか
ってのを言葉にするのが非常に苦手。

で、夏休みの宿題の定番が”読書感想文”。
他の宿題はサッサと片付ける拙者でも、この読書感想文という難攻不落の要塞には
手も足も出ない状況。
まず、第一歩として読書感想文を書くための読みたい本がない。

そこで、母親に連れられて地元の小さい図書館へ。
ここで、出会ったのが「ルドルフとイッパイアッテナ

当時、小学3年生。
このルドルフとイッパイアッテナは270ページを超える超大作。
読書習慣のない拙者にとっては、非常に長文。

  • 母親「この本270ページもあるのよ、読める?」
  • 拙者「うん、大丈夫」
  • 母親「本を読むのが目的じゃないよ。読書感想文も書くんだよ」
  • 拙者「うん、大丈夫」
  • 母親「もう少し、短い本のほうがいいと思うよ」
  • 拙者「この本にする」
  • 母親「じゃあ、短い本も何冊か借りていこうよ」
  • 拙者「この本だけでいい」
  • 母親「(困った)う~ん、しょうがないねぇ」

そんなこんなで、今まで100ページ程度の本を読んだこともない拙者が
270ページの長編小説に挑戦し、読書感想文を書くという壮大な冒険が始まったのだった。

「ルドルフとイッパイアッテナ」は確かに面白かった。
幼い黒猫のルドルフの成長とイッパイアッテナの話は小学生の拙者に夢をくれた。
暑い夏のさなか、拙者は必死になって読書にふけっていた。
しかし、拙者にとって大誤算があった。

それは、読書スピードの遅さ。

読書の習慣がない拙者は、本を読むスピードが異常に遅かった。
読書しても読書しても、先に進まない。
先に進むように急いでも、気持ちばかり焦ってしまい内容が頭に入ってこない。
必死に集中力を保って読書しても、1日20ページ程度しか進まない。
また、理解力も劣っていたのだろう。
内容がいまいち頭に入ってこない。
テレビアニメを見ているのとは違い、本は文字を読み頭の中で、状況を整理し、想像するのが
楽しみなのに、当時はそれができなかった。

読書する習慣がないのが原因だった。

必死に読書し、ルドルフとイッパイアッテナを完読したのは、本を借りてから
2週間も経っていた。
ルドルフとイッパイアッテナを読み切ったという感動。
270ページもある長編小説を読み切ったという達成感。

拙者、やりきったという達成感でいっぱいだった。
当初の目的を完全に忘れるほど。

そう、本当の目的である読書感想文を書くということ。
ここで、現実に引き戻された。

そう、ルドルフとイッパイアッテナは読み切った。
でも、感想?面白かった

これしかない。
そう、ルドルフとイッパイアッテナは面白かった。
でも、この面白かった以外読書感想文を書くことがない。

そうなんです。読書感想文って何を書いたらいいかわからないんです。
ここから、読書より大変苦痛な時間の始まり始まり。
何を書いても、どう書いても原稿用紙4枚以上なんて不可能。

だって、「面白かったしかないんです」

タイトル、名前、一行空けて、面白かった。

これじゃあ、4行で終わっちゃいます。
この4行を原稿用紙4枚に引き延ばすにはどうしたらいいか。
内容を書くと、あらすじを書いているだけになっちゃうし、何を書いていいかわからない。

てか、未だに読書感想文の意味が分からないんですけど・・・。
読書感想文の書き方がわからない。
この読書感想文嫌いが、読書嫌いに拍車をかけているって思う。

でも、このルドルフとイッパイアッテナを読んだことが拙者の読書嫌いに一筋の光明を
くれたと思う。
そして、続編を読みたくなる。

ルドルフともだちひとりだちを読む

ルドルフとイッパイアッテナを読み切った自信。
読書の面白さを感じさせてくれた長編小説。
この本を読んで以来、続編”ルドルフともだちひとりだち”への渇望へつながりました。
ルドルフともだちひとりだち。
これ、小学校の図書室にあったんです。
ずっと、図書室なんて言ったことなかったけど、たまたま学校の授業で図書室に行く機会があり、このルドルフともだちひとりだちを見つけたんです。
この、ルドルフともだちひとりだちを見つけたときのワクワク感ははっきりと覚えています。

たぶん小学生になってから図書室で借りた本の第1号になりました。
図書室で本を借りて読むなんてことなかったし。
”ルドルフともだちひとりだち”も期待を裏切らない面白さ。
また、このキャラクターたちに魅せられた。

東京で暮らしていたルドルフが故郷に帰る話。
仲間たちとの思いで、自宅で待ってくれている飼い主への思い。
そして、仲間たちとの別れ、旅立ち、帰郷、そして・・・。
終盤は、ちょっぴりせつなくなるストーリー。

やっぱりいいなぁ、ルドルフシリーズ。
このルドルフシリーズの続編がまた読みたいなぁ。
小学生の頃、ずっと思ってました。
でもね、この”ルドルフともだちひとりだち”以降、また拙者の読書離れが深刻化しました。

達成感?
そうかもしれない。
ルドルフシリーズは当時2冊。
読み切った感があったんです。やり切った感が。

「この本以外何を読んでいいかわからない」

ってのもあったんです。
ルドルフシリーズを読み切った後、母親から「吾輩は猫である読んでみたら?」
って言われて読んでみたんですが・・・。
どうも意味がよくわからなかったんです。
吾輩は猫であるって猫の目線から人間社会を見ている描写。
でも、この猫の目線から人間社会を見ている嫌味が理解できなかった。

結局、読書感想文が意味わからない

小学生のとき、ずっと悩まされていたのが読書感想文。
何を書いたらいいのか、どんな書き方をしたらいいのか、どう書くのか。
未だに全く読書感想文の意味がわかりません。
結局のところ、読書感想文って何なんですか?
読書感想文が得意な人に聞くと

  • 「本を読んで感じたことをそのまま書けばいいんだよ」
  • 「本を読めば、思うこといっぱいあるでしょ」
  • 「自分の書きたいように書けばいいんだから簡単だよ」

って言われちゃうんです。
でも、よくわからないんですよねぇ。
結果、小学生中悩まされた読書感想文も中学生になれば、宿題にならず
悩みも解消しましたけどね。

以降、読書感想文の苦労もなくこれまで生きてきましたが、
結局読書感想文の書き方はわかりません。

拙者の中で、読書感想文は黒魔術に匹敵する超特殊能力だと思っています。
最近、読書感想文の書き方とか言う本が発売されています。

当時、こういう読書感想文の書き方って本があれば、悩まないで済んだのに。
先生も読書感想文の書き方なんて授業もないし、どうしていいかわかりませんよ。

ルドルフとイッパイアッテナがテレビ絵本に

その後、たまたまテレビ絵本を見る機会がありビックリ。
ルドルフとイッパイアッテナがテレビ絵本になっていました。


やっぱり、ルドルフとイッパイアッテナ人気あるんですね。
このアニメを見たとき、ルドルフとイッパイアッテナを読んだときの拙者が感じた世界観と
全く違っていました。
拙者の頭の中のイメージと、映像とのギャップ。
当時の理解力では、理解できていなかったことがいっぱいありました。
拙者の想像力を超えた描写もたくさんありました。

でもね、本を読むことって答え合わせをしている訳じゃないんですよね。

自分自身で想像して楽しむこと。

これが本を読む楽しさだってこと。

それをわからせてくれた”ルドルフとイッパイアッテナ”に感謝。

結論

ルドルフとイッパイアッテナが映画化されるってビックリ。
大変いい作品ですけど、どうして今頃?
映画の原作がもうないんでしょうか?
好きな作品だけに、映画も楽しみです。
是非、読書嫌いの子供に勧めたい作品です。

ルドルフとイッパイアッテナ


猫の集会


twitter上で「ぬこの集会」を発見した。
この画像みたいに、猫集会ってあるのかもしれない。
一段高いところに登った1匹の猫がイッパイアッテナに見えてきた。
猫同士どんな話をしているんだろう。

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