給水制限、断水も。水不足待ったなし。東京近郊の貯水量が危機的状況。

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雨が全く降らないぞ!
東京都近郊の水源が危機的状況。
ダムの周囲に雨が降らないため、貯水量が凄い勢いで減っている。
このままでは、最悪のシナリオもありうる。

水不足。給水制限、断水も!?貯水量が大幅減

東京都水道局が公開している、東京近郊のダムの貯水量がこちら。

東京都貯水量

6月30日現在で、貯水率38.6%
前年同日が66.9%なので、約30%も貯水率が少ないということ。
東京都近郊の水道水は、8割を利根川水系、2割を多摩川水系に頼っている。
この8割を占める利根川水系が今年、危機的状況に陥っている。
利根川水系の源流は群馬県。
群馬県に雨が降らなければ、ダムの貯水量は一向に増えない。
しかし、今年は梅雨入りしても雨が全くと言って降らない。
雨が降ったとしても、小雨。
これでは、いくら雨が降ろうとも意味をなさない。

貯水量がどれほど危機的か!

利根川水系

上記の表を見てほしい。
今年は赤線。
水色の線に注目してほしい。
これは平成6年給水制限をした年の貯水量のグラフ。

6月30日の貯水量と、平成6年給水制限を開始した貯水量がほぼ同程度。

ということは

いつ、東京都水道局が給水制限をしても不思議ではない。

ここで水道用語をおさらいしておきます。

取水制限とは

川から水を取り、水道水に浄化しています。
この川から水を取る量を制限することを取水制限といいます。
この取水制限時は、一般家庭には影響はありません。
普段通り水道水を使えます。

給水制限とは

水道局から各家庭へ供給する水の量を制限すること。
これにより、各家庭でいつも通り水道水が使えなくなることを給水制限といいます。
給水制限には2種類あり。

減圧給水といい、各家庭への水道水の圧力を減圧し、水道から出る水の量を制限する。

時間給水といい、24時間使えていた水道水を時間で区切り、供給する

断水とは

水道水の供給がストップしてしまうこと。

こうなると、一般家庭では大打撃を受けます。
しかし、雨を降らすことはできません。

東京近郊の住民は雨乞いダンスを強制しましょうか?

ここは一丁、神頼みと行きましょうか。
大昔は雨乞いで雨を降らせていたわけですから。
祈祷師をアフリカから連れてきて、舞を踊ってもらえば雨が降るかもしれません。
シャーマンの術は偉大ですから。

でも、雨乞いで雨が降ればいいですが、もし降らなかったら今後どうなるのでしょうか。
家庭生活に大きな影響を与えることが考えられます。
今はまだ、貯水量を注目している人は少ないです。
今後、テレビ等で大々的に報じられると、商品などが値上がりします。
今から、最悪のシナリオを検討しておく必要があります。

給水制限・断水による家庭への影響

①水の高額化

料理、洗濯などで必須の水。
しかし、給水制限が開始されるともしかしたら、水道水が使えなくなる
恐れがあります。
ただでさえ、夏が近づき暑い。
飲み水の確保、料理用の水需要が確実に増します。

給水制限のニュースが流れると真っ先に、水の買い占めが起こります。
そして、水の販売がお一人様1本限りなんて制限がつくでしょう。
ネットで買おうと思っても、売り切れ店が続出。

販売している店を見つけても、通常より3割高いなんてことが起こります。

②水を使わない食品、備品の品切れ

水道水が使えないなら、洗わなくてよい皿、箸など生活備品が売り切れます。
あと、料理をしなくても食べられる冷凍食品などの売り上げが上がり、
スーパーマーケットなどでは、冷凍食品の特売セールが減少。

その他、水を使わないシャンプー、石鹸なども需要が高まるでしょう。
こういった、マイナー商品は急激な需要に対応できるような
生産工場がないため、品切れになると入荷までに大変時間がかかります。

学校、職場へ行く方は、こういった水道水が使えなくても大丈夫な
準備をしておかないと生活が非常に困難なものになりえます。

③給水制限・断水の不安から買い占めが起こる

給水制限があったのは、平成6年。
もう20年以上前のことなんです。
今、都内在住の方で20年前の給水制限を知っている人はそれほど多くないでしょう。
だから、起きるんです。

不安が不安をあおり、オイルショックの時のような買い占めが。

買い占めが起きると、雪崩をうったように周囲の人も買い占めに走ります。

「なぜ、その商品を買い占めるの?」

っていう商品まで買い占めの対象になってしまうんです。
オイルショックの時は、ティッシュペーパーでしたよね?

こうなると、ホントにその商品が必要な人にものが供給されなくなってしまうんです。

給水制限・断水に備えて準備をしておこう

今なら、給水制限が発令されていませんから、まだ周囲も準備していません。
参議院選挙一色でしょ、今の報道は。
この時期は、誰も買い占めをしていませんし、販売店、ネット店も在庫が豊富です。
今の時期に、給水制限が発令されることを想定して
少し多めに備蓄しておきましょう。

ミネラルウォーター

これは、当たり前ですね。
給水制限が発令されたら、真っ先に売り切れてしまうでしょう。
どれくらい在庫したらいいかは非常に難しい選択です。
本当に雨が降らないかなんて、誰にもわかりませんから。

ただ、家族の人数、水利用頻度によって数箱買っておいていいのではないでしょうか。
賞味期限も長期間大丈夫ですし。
もし、給水制限がなければ地震などの災害時に備えて備蓄しておけばいいのでは。

水を使わない食品

冷凍食品、レトルト食品、缶詰など水を使わなくても食べられる食品が多いと楽です。
こういった食品も、給水制限が発令されると売り切れてしまうことが考えられます。
賞味期限も長いものが多いので、地震などの災害時に備えて備蓄しておけばいいのでは

皿、箸、衣類など

水道水が使えないときは、水を使わない製品が重宝されます。
衣類など洗濯ができないと、不衛生で非常に困ります。
多めにストックがあれば、着回しができます。
皿、箸などもストックしておけば、いざという時に役に立つでしょう。
こういった製品も、今は在庫が豊富ですが、断水時には確実に売り切れてしまいます。
腐るものではないので、ある程度備蓄しておいてもいいのでは。

水を使わないシャンプーなど

夏場なので、水道水が使えないとしてもシャンプーしたくなります。
でも、通常のシャンプーだと、水洗い必須。
そこで、こういうときのために備蓄しておいた方がいいのが
水をつかわないシャンプー。

こういった水を使わないシャンプーがあると助かります。
マイナー商品なので緊急時はすぐに売り切れます。
他にも

ドラッグストアなどでよく見かけるボディーシートなどもあると
汗でベトベトして不快な思いをしなくて済みます。
何でもない商品ですが、危機的状況では便利アイテム間違いなし。
どの商品も、備蓄しておいた方がいい物です。
もし、今、地震などの災害時の備えをしていない方、
この機会に備蓄しておいた方がいいのではないでしょうか。

結論

水道水が使えないという恐怖を多くの日本人は体験したことがない。
日本は古来から水資源が豊富であり、国も水道水の普及に努めてきた。
だからこそ、水道が使えないという混乱を招くのかわからない。

緊急時のためにも普段から備蓄をする習慣を持つことが大事でしょう。
日本には緊急時に自衛隊が支援してくれます。
しかし、東京都近郊全域の場合はどうでしょうか?
備えあれば患いなし。
先人の言葉を大切に準備だけはしておきたいと思います。


追記

7/1~9/30まで
利根川本川の貯水率が変更になります。

なぜ、表記を変更するかというと
利根川本川にあるダムは生活用水を備蓄するのみに使われているわけではありません。
洪水が起こった際、大量に利根川に過剰に水が流れ込めば、氾濫する危険があります。
その、洪水を防ぐために余剰分を開けておく必要があるのです。
もしダムに余剰部分がなければ、台風やゲリラ豪雨で雨が大量に降った際、
洪水を防ぐための防波堤の意味をなさなくなってしまいます。

ですので、
利根川水系の公表を見る際には貯水率ではなく、貯水量で判断してください。

ちなみに

7/5の貯水量は17,351.9万m³です。
前年同日の貯水量は31,255.4万m³、前々年同日の貯水量は34,161.5万m³です。

概算でも前年対比50%前後少ないということです。
貯水量としては、危機的状況一歩手前といったところでしょう。
今後はダムのある群馬県に雨が降ってくれることを祈りましょう。

または、各人が水の備蓄をするように心がけてください。

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