高学歴社員が組織を滅ぼす。人気企業ランキングと出世とコンテンツビジネス

Pocket

高学歴社員が組織を滅ぼすを読んでみて、

「仕事と偏差値は関係ないんだなぁ」とつくづく実感した。
この本を是非、経営者、役員、人事担当者に読んでもらいたい。
特に経営者。

あなたの会社を倒産させたくないなら必ず読むべし。
ホント、この本に書いてあること通りに推移してる会社が
日本中にワンサカあるから。
てか、上場企業の多くは、この高学歴社員が組織を滅ぼす典型。

高学歴社員が組織を滅ぼす典型例

高学歴社員が組織を滅ぼす

この本の副題

「脆弱なマネジメント」と「暴走する現場」の失敗の法則。
詳しい内容は、本書を読んでいただければ非常によくわかる。

てか、あなたがお勤めの会社にほぼ当てはまるだろう。
残念ながら、日本企業の多くがこの高学歴社員が組織を滅ぼす典型なのだ。
嘆かわしき、日本社会。

以前、新卒人気企業に騙されるなという記事を書いた。

この記事で書いたことと重複する部分はあるが、
新卒人気企業ランキングで上位の企業は
将来必ず、高学歴社員が組織を滅ぼすことになる。


言うなれば、今後衰退していく恐れのある企業と言える。

100%衰退企業になるという訳ではない。
一番危険な新卒人気企業は、

最近急激に人気がでた新卒人気企業。

こういった会社が最も危険。

新卒人気企業の将来性が危険な理由

  • 「新卒人気企業って有名企業なんだから大丈夫じゃん」
  • 「優秀な人がどんどん入社するんだから問題なくね」
  • 「多くの人が希望するんだから、いい会社に決まっている」
  • 「大企業なんだから中小企業より安定しているはず」

ってお思いの方、多くの人がそう思い込んでいるだけでしょ。
過去有名な企業が急激に衰退していったのは事実。
時代の流れについていけない企業は、大企業であっても潰れます。

なぜ、倒産するか。

簡単なこと。

みんなが大企業だから大丈夫と思いこんでいるから。

  • 「自分が一生懸命やらなくても問題ない」
  • 「会社のルール通りに仕事していれば給料もアップしていく」
  • 「挑戦?メンドクサイ。」
  • 「新規事業?失敗したら責任を取るからやりたくない」
  • 「今の既存の仕事をしていれば、安泰だ」

そう、基本みんなこの流れ。
誰だって、責任とりたくないし、出世して給料いっぱい貰いたい。
大企業なら給料もいいし将来安泰って考える人が多いのは事実。

でもね、その大企業を大企業に押し上げたのは、元々小さな仕事なんだよ。

ソニーだって、トヨタだって最初から大企業じゃなかった。

小さいマイナーな仕事をコツコツやりながら、自社のノウハウを蓄積していった。
そして、そのノウハウを生かしてライバル会社との差別化できるだけの技術を作り上げた。

結果、以前マイナーと言われていた仕事に時代が追いついて急激に発展し、それが
企業の大躍進につながったわけ。

すべての大企業が中小企業だったってこと。
でもね、大企業になってから入社した社員は元の中小企業時代のことを一切知らない。

中小企業時代を知る人が大量に残っている時代は問題ない。
現場で新卒社員に指導をしてくれる。
経営者層でも、中小企業時代の苦労を知っている人が周りに注意を払い、大企業病の蔓延を
食い止めてくれる。

でもね、この中小企業時代の人達が退職すると一気に変な方向へ向かう。

高学歴社員が経営層を支配し、経営管理室の高学歴社員が業績予想を作り上げ、
現場に押し付けていく。
人事採用に関しても、高学歴社員のみを採用し、技術、ノウハウなどより学歴を重視する。
現場の経験、ものづくりのプライドなどは必要ない。
むしろ、学歴以外は軽視する。
その結果、現場は疲弊し、以前のようなものづくり、コンテンツビジネスができなくなる。
でも、高学歴社員で占める経営層は全く現場を理解しようとしない。

業績目標だけに注力する。
現場の高学歴社員も経営層が出す、業績目標だけ一生懸命取り組む。
業績目標にないことは取り組まない。
なぜなら、評価されないことをしても無駄だから。
そして、業績目標を達成することだけに力を注いでいった人が出世し
経営層になっていく。

兎に角、業績業績業績だ。
疲弊した現場が心血を注いで、業績目標を達成すると
翌年は前年対比10%アップの業績目標を言い渡される。
これが、延々と続く。
企業によりけりだが、5年10年15年と延々と続いていくわけだ。

しかし、業績目標が達成できない時が必ず訪れる。
そのころには現場が疲弊して、立ち直る体力を失っている状態。
ものづくり、コンテンツビジネスも他社より圧倒的に劣っている状態に陥る。

しょうがないことだ、

  1. 業績目標だけが評価基準になれば売れやすいもの。
  2. ヒット商品のリメイク。
  3. 他者の類似商品。

など、兎に角売れやすそうなものだけ作っていく。

結果、他者を超えるようなものづくり、コンテンツビジネスのノウハウもない、
ただ大きいだけの大企業になり、業績が低迷し、混迷し、経営層が暴走し、現場が混乱する。
朝令暮改が横行し、組織が滅んでいく。

こういう企業が日本中に蔓延してるってことだ。
あなたの勤めている企業だって、この高学歴社員が経営を牛耳っているのでは。

急激に新卒人気企業になったら注意

急激に新卒人気企業ランキングにランクインした企業には特に注意が必要。
こういった企業は人気が特に集中します。
でも、こういった企業は必ず衰退します、絶対に。

今から15年くらい前に大人気だったのが、スクウェア・エニックス。
ゲーム業界が大人気の時代。
ドラゴンクエストシリーズは国民的RPGゲームとして大ヒット。
ファイナルファンタジーシリーズは世界中で大ヒットを記録。
他にも数多くの人気RPGゲームを創り上げ、大人気企業。
そして、新卒人気企業ランキングにランクイン。

で、今のゲーム業界を見渡してみてください。
スクウェア・エニックスって日本のゲーム業界を席巻していますか?

このスクウェア・エニックスを見ていると
高学歴社員が組織を滅ぼすってのがよくわかります。

新卒人気企業ランキングにランクインされた頃を境に
既存タイトルのリメイクが急激に増加します。

ファミコン、スーパーファミコンの作品をリメイクして販売するだけの会社。
過去の遺産を食いつぶしていくかのように、発売を繰り返している。
新作タイトルも、過去の作品とは比べ物にならないほどシナリオが陳腐化。
クオリティが上がったのは、CGと音楽のみ。
映画事業に参入して大赤字。

以前の魅力的なゲーム創りをしていた企業とは同一企業と思えない。
ゲームの魅力は世界観、シナリオでありCGや音楽はあくまで演出でしかない。
どんなに素晴らしいCGや音楽であっても、
よいシナリオがなければ、感情移入できないし、熱中できない。

そう、面白くないのだ。

なぜ、このようなゲームを創っているのか理解に苦しむ。

創っている人はこのゲームが面白いと感じているのだろうか?
わからない。
ただ、高学歴社員が多数入社した頃からこの傾向が顕著になっていることは事実だろう。

偏差値とクリエイティビティーは比例しない。

これが一番の真実だと確信している。

こんな企業いっぱいあるでしょ。
拙者にとって一番印象に残っているのがスクウェア・エニックス。
でも、グリーだって、ミクシィだって、DeNAだって。

今大人気の株式会社オリエンタルランドだって今後どうなるかわかりません。
東京ディズニーランドは値上げラッシュで来場者が減少している。
よりよいコンテンツ、サービスを提供できなければ衰退することもある。

「オリエンタルランドは大丈夫だろう。何言ってんの?」

ってお思いの方、マクドナルドだって栄華を誇っていたでしょ。
大人気のマクドナルドですら、急落したんですよ。
ソニーだって。
何が起こっても変じゃない。

自分の身は自分で守るのが人生ってこと。

じゃあどうすんのさ?高学歴社員が組織を滅ぼすなら。

どうしたらいいんでしょうねぇ。
わかりません。

「そんな無責任だ」

「だったら、諦めるしかないじゃん」

いいえ、そういう訳ではありません。
個人個人の考え方が違う訳でどうすればいいのか、各々が判断すればいいこと。

あなたの人生の正解を決めるのはあなた自身。

ですから、どうするかは自分で決めてくださいね。

選択肢①:組織にしがみついて生き残る

折角、入社した大企業。
どの会社に転職したって、どこも大企業病に侵されているはず。
だったら、今いる会社で頑張るしかない。
自分が勤めている期間だけ会社が存在してくれていればいい。

兎に角、会社にしがみついて定年退職まで生き残る。
その為には、会社内で出世できるように最低限努力していく。
高学歴社員に媚びを売る。

こういう生き方もよい方法だと思う。
日本は今だ労働者を解雇する条件が厳しい。
真面目に問題を起こさず、きちんと仕事をしていれば解雇されることはない。
大企業は人事考課もきちんとしているので、ちゃんと給料も貰えるし、
賞与もきちんと支給される。

一番安定しているかもしれないが、一番不安定かもしれない。

就職した企業に依存する生き方かもしれない。

選択肢②:転職活動をして別の会社で頑張る

高学歴社員が組織を滅ぼす会社だと感じたら、別の会社に転職することも一つの方法。
勿論、転職先も高学歴社員が経営層を支配している大企業病かもしれない。
もし、転職先が大企業病に侵されているのなら、あなたにとって無意味な転職だ。
折角のキャリアに傷をつけることになるし、今後の人生にとってマイナスになるかも。

  • 「じゃあ、転職なんてしないほうがいいのかなぁ?」

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

一番はあなたが経営層に入れる会社に転職する
ってのはどうですか。

  • 「そんなの無理だよ」
  • 「経営層?幹部?不可能だよ」

ってお思いの方、勘違いしていませんか?
日本企業の中で大企業はごく一部。

多くの中小企業があり、内部昇格や転職で幹部になっているんです。

「でも、中小企業でしょ。将来が不安だなぁ」

そうですか?そんなことないですよ。
中小企業だって業績は千差万別。
儲かっている企業の幹部なら、大企業の社員以上の給料を貰っている人いっぱいいます。

問題はあなたの価値を理解し、転職活動すること。
求人情報・仕事探しなら転職サイトの【meeta】

市場価値診断ならMIIDAS(ミーダス)!

あなたを必要としてくれ、幹部候補として入社させてくれる会社を見つけることです。
条件面を妥協する必要はありません。
あなたを高く評価してくれる会社を探すのですから。
そのためにも、現在勤めている会社で能力を高め市場価値を高めることが必要です。

選択肢③:自分で起業する

自分で起業すれば、組織のルールに縛られることもなく自由になれます。
高学歴社員に振り回されることもないですし、滅ぼされる心配はありません。

問題は自分で会社を儲けさせなければいけないこと。

誰も助けてくれません。
自分が一生懸命仕事しなくては、稼ぐこともできません。
会社に行けば給料が自動的に振り込まれるなんてことはありません。

起業することはリスクも大きいですし、リターンも大きい。

ハイリスク、ハイリターンです。
特に、自分で一から始めるビジネスは失敗する可能性が非常に高い。

もし起業するのであれば、フランチャイズビジネスを検討するの一考の価値があります。

独立・開業・起業をお考えの方に!
無料!簡単!
資料請求はBMフランチャイズ

フランチャイズ比較/100社
《FC経営》コネなし・未経験でも独立開業できる!無料で一括資料請求できる

フランチャイズビジネスは、どこのフランチャイズチェーンと契約するかがカギとなります。
しっかりとしてビジネスモデルがある企業と契約しないと大失敗する可能性があります。
しかし、よいビジネスモデルと契約すると大成功するかもしれません。
例えば、セブンイレブン、マクドナルド、ブックオフなどみなフランチャイズビジネスです。
時代の流れに乗り、新規出店すれば先行者として利益を得ることが可能です。

できるだけ多くのフランチャイズを検討してた方が無難です。
もしかしたら、あなたにピッタリの事業が見つかるかもしれません。
地域唯一の店なら、収益確保も期待でき安定したビジネスを展開することも可能です。
まず、無料で資料請求できるので検討してみてはどうでしょうか。

結論

高学歴社員が組織を滅ぼす。
これは日本人のメンタリティーによるものかもしれない。
日本人は特に学歴、地位、立場に弱い。
間違っていても学歴の高い人、地位の高い人に意見を言う人は少ない。
そして、学歴の高い人のみが出世して経営層を担う。
この本を読み、この高学歴社員の取り扱いに注意が必要だと実感した。
勿論、高学歴社員にも優秀な人が多いのは事実だ。
頭の回転が速く、問題の本質を見ぬく力もある。
だから、高学歴社員なのだ。
しかし、高学歴社員だから経営を任せるというのは間違い。
高学歴社員も現場でしっかりとした経験を積むことが必要だということだ。
現場を知り、自社の強み、弱みを知り、初めて経営判断ができる。

要するに、高学歴社員をどう育成していくかが重要だということ。
だからこそ、経営者、人事部の方に読んでもらいたい本だ。

スポンサーリンク