アマゾンが有利な3つの理由。書店がアマゾンに負けないための3つの方法

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書店がなくなってきた。本当に困っている。
今までは、ほとんどの商業施設に書店が併設されていた。
どこでも書籍を探すチャンスがあった。
今ではどうだ?書店がない商業施設も増え始めた。

書店vsアマゾンじゃ絶対にamazonに軍配

書店の倒産推移

2015年度(2015年4月-2016年3月)の「書店」(書籍・雑誌小売業)の倒産は19件で、2014年度(16件)より3件(18.7%)増加した。2013年度(13件)を底に2年連続で増加している。2015年度の全産業の倒産は8,684件(前年度比9.0%減)とバブル期並みの低水準を記録し、7年連続で減少しただけに対照的な結果となった。
資本金別は、100万円以上500万円未満が8件と書店倒産の42.1%を占めた。全産業では29.0%(2,524件)にとどまり、書店の倒産は少額資本金の比率が高いことがわかった。

出典:http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20160408_06.html

「最近、書店減ったなぁ」って、やっぱり倒産件数も増えてきた。
これはあくまで倒産件数。
店舗閉鎖件数じゃないんだよ。
たぶん、店舗閉鎖件数も軒並み上昇しているだろう。
書店がアマゾンに対抗したって勝負にならない。

①書店はアマゾンに本の種類では勝てない

書店は敷地面積に限りがある。アマゾンは店舗じゃなく倉庫なので
沢山の蔵書をキープしておける。
蔵書数が多ければ多いほど、ニッチな人の欲求に答えてくれる。
アマゾンはロングテール戦略を実行していると言われている。
この戦略は規模が大きければ大きいほど強くなる。
書店を何件探しても、おいていない書籍がアマゾンでは普通に売っている。
それも、即日配達である。
購入金額が2,000円を超えれば送料無料で届く。

重たい参考書を何冊も書店で購入したら鞄が壊れるよ。
アマゾンなら家に届けてくれる。
これは本当に手間がかからない。重くない。

②他のレビューを参考にできる

アマゾンでは書籍のレビューを見て、買うことができる。
本当にその本がよい書籍か悪い書籍かを判断する一つの基準としては有効。
勿論、レビューはあくまで個人的主観であり、参考程度にすべき。
レビューが悪くても素晴らしい書籍は沢山あるからね。
でも、悪いレビューを読めば

「読んだ人がどこに不満があったか」

「なぜこの人は悪いレビューを書いたのか」

「この本は自分が知りたいことを書いてあるのか」

など、購入する際の指針としては役立つ。
また、レビューを書いている人が他の書籍をどう評価しているかもわかる。
自分と感性が似ている人なら好きな本も似ている。

③古本など安い本も手に入る

アマゾンにはマーケットプレイスでの出品がある。
マーケットプレイスは古本がメイン。
でも、古本だってきれいだし、読めればO.K。
せどりがブームのおかげでいろいろな書籍が出品されている。
この、マーケットプレイスのおかげで定価で本を購入する必要がない。
わざわざ、ブックオフに探しに行く必要がない。
ブックオフより安く出品されている本も多いしね。

書店はアマゾンと同じ土俵で戦っちゃダメだよ

じゃあ書店がアマゾンに勝てる要素は?

アマゾンにできない書店の優位性があるよ

書店にしか出せないアプローチがある。
この書店の優位性をどう生かすかを考えていかないと。
本当に書店無くなっちゃうよ。

書店では全く興味のない書籍との出会いがある

アマゾンでは自分が知っている言葉で検索するか
アマゾンランキングに載っている書籍を見ることでしか
自分の知らない世界があることを知ることは出来ません。

アマゾンでは自分が知らない言葉で検索できない

これは書店にしかできないこと。
書店をブラブラ歩いているとき「フッ」と目に留まった書籍を手に取る。
これこそ運命の出会い。
こういった書籍との出会いがアマゾンでは無理。

書店では書籍の中身をチェックしてから購入できる

書籍を購入して読んでみたら

「なにこれ?内容全部知っていることじゃん」ってことないですか?
折角新しい知識を得るために書籍を購入したのに。
がっかりだよ。それも定価で。

でも書店では中身をチェックしてから購入できます。

  • 自分が本当に必要な情報が載っているのか。
  • この書籍は本当に面白いのか。
  • 定価と比べて価値があるのか

だから、ビニールパッキングしている書店は意味がありません。
だって、書籍の中身を確認して購入できないんじゃ
アマゾンで購入しても一緒だから。

最近はアマゾンも中身をチェックできる機能があるが、中途半端。
ただ、アマゾンのことだし、今後よりこの機能を強化してくるのでは。
そうしたら、書店のメリットがさらに厳しくなる。
ただ、権利関係上どうなんだろう?

書店では著者との交流が可能

アマゾンでは著者との交流はできない。
だからこそ、書店ではその著者との交流。
著者のトークショーなどを開催する必要がある。
こういった書店の付加価値をつけることで、書籍購入者を増やす必要がある。
現在でも多くの書店が著者のサイン会を開催している
しかし、このサイン会はあくまで

「著者の書籍を購入した人のみ」

これでは、著者のファンは増えても、書店のファンは増えない。
だからこそ、トークショーなどを開催し
書店を利用している人を招待してはどうか。

書店を多く利用してくれる人はロイヤルカスタマー。
アマゾンでも買えるし、他の書店でも買うことができるのに。

書店はこういったイベントをもっと企画すべきだ。
また、出版社の社員を招いて

「今、どんな本がおすすめなのか」

「最近のトレンドはなんなのか」

「本を出版した経緯、エピソード」

こういった出版社の裏側も聞きたいことが多い。
現に、ヤマダ電機など家電量販店はメーカーの社員を使ってイベントをやっている。
このような手法を取り入れてはどうか。
出版社も出版不況で困窮している。
これは著者にも直接影響を及ぼす。だって本を出版する機会を失うから。

著者、出版社、書店がタッグを組み書籍を売り出していくこと。

今後これに力を入れていかないと新しい新人作家を売り出すことが困難となる。
アマゾンはランキング形式だ。
ランキングに載っていない書籍と出合いにくい。

アマゾンに負けることを悲観するより、どうやって差別化するかを考えること。

結論

どんな分野もブルーオーシャンではない。必ずと言って競争が起きる。
この競争は避けては通れない道。
でも、悲観する必要はない。
自社にできること、他社より優れていることを見つけ出して
力を集中すればきっと活路が見いだせるんじゃないか。
これはどの分野にも共通する真理だ。

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