古舘伊知郎キャスター発言と母子家庭で育った子供の父親評の相違点

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報道ステーションの古舘伊知郎キャスターが3月31日の出演をもって降板する。
古舘伊知郎キャスターが報道ステーションで降板のあいさつをしていたのを見て
非常に違和感を感じた。

古舘伊知郎キャスター「情熱を持って番組を作れば、多少は番組は偏るんです!」


古舘伊知郎キャスターは降板の挨拶として、言葉を慎重に選んで答えていました。
やっぱりプロレス実況アナウンサーだなぁと感じる喜怒哀楽を見せながら
時に熱意を込めて語ってらっしゃいました。

その際の古舘伊知郎キャスターのコメントで気になったのは

報道ステーションのコメンテーターで、政治学者の中島(岳志)先生が、こういうことを教えてくれました。『空気を読むという特性が人間にはある。昔の偉い人もいっていた。読むから、一方向にどうしても空気は流れていってしまう。だからこそ、半面で、水をさすという言動や行為が必要だ』」

「私はその通りだ、と感銘を受けました。つるんつるんの無難な言葉で固めた番組など、ちっとも面白くありません! 人間がやっているんです。
人間は少なからず、偏っています。だから、情熱をもって番組を作れば、多少は番組は偏るんです! しかし、全体的に程良いバランスに仕上げ直せば、そこに腐心をしていけば、いいのではないかという信念を私はもっています」

出典:http://www.sankei.com/entertainments/news/160401/ent1604010002-n4.html

う~~ん。言っていることは理解できるんですが・・・。
偏向報道をすることと情報が偏ることを正当化している。
でも、それって報道番組としてどうなんでしょうか?

情熱をもって番組を作ると偏るっていうことは、視聴者に対して

「このニュースはこういう意図があるんですよ!!!」

「この情報をこう判断しなさい!!」

言うなれば、「視聴者は馬鹿だから俺たちが情報を教えてやる」

って聞こえるんですけど。
報道は公平中立であるべきです。
視聴者が求めているのは公平中立な情報です。
メリット、デメリットを明確にしてテーブルに並べてほしいんですよ。
そうすれば、我々はその公平中立な情報を自らの頭で考えて、どちらかを選択しますよ。
この公正中立こそ、報道機関が厳守すべき命題ではないでしょうか。

誰もあなた方の手垢がべっとりついて歪曲された情報を欲しているわけではないんですよ。

本当の正確で公平な情報がほしいんです。

これが満たされないと正確な判断ができませんから。
視聴者は、報道番組の情報を前提として判断します。
歪曲された情報では、間違った答えを導き最悪の結果につながる危険性がある。

視聴者の能力を軽視しすぎているんでは。

以前、全く別の記事で
「テレビ番組は小学生程度の頭でも理解できるように作成している」とありました。
今のバラエティー番組なんか、確かにバカ騒ぎばかりですからね。

テレビ局の空気として「俺たちが教えてやる」って空気が流れているんでしょうね

母子家庭で育った子供の父親評は母親に依存する

母子家庭で育った子供が父親に抱く感情と同じではないか。
子供のころ自分には父親がいないってことに疑問を持ち母親に聞きます。

子供「なぜ、うちにはお父さんがいないの?」

ここで、母親が子供にどう説明するか。お父さんはどういう人だったか。
なぜ、離婚したのか。
この母親の説明で子供の中の「父親評」が決定します。

①母親が子供のお父さんを高評価した場合

子供の父親評も母親の高評価に影響されるでしょう。
ただ、子供の周囲や生活環境によっては、母親と同じほど高評価にならないかもしれません。
例えば、学校で母子家庭であることを揶揄われたり、嫌なことを言われたり。
その時はお父さんがないことを恨むことはあるかもしれません。
そうであっても母親は子供にとって一番信頼している人ですから、影響を受けるのはいうまでもありません。

②母親が子供のお父さんを低評価した場合

子供の父親評も母親の低評価に影響されるでしょう。
こちらはより加速度的に父親評の相場が値崩れする。一般的な家庭は両親がそろっている。
自分家は母親しかいない、一番信頼している母親が父親を悪く言う。
すべて父親のせい」ってことが子供に刷り込まれていく。
例え、本当の理由が母親の浮気であっても、子供は父親を憎く思う。

こういった例はいくらでもあると思う。
信頼している人が言う言葉は、圧倒的な影響力がある。
また、限定されて他に情報源がないと洗脳されてしまう。

報道にはそれだけの影響力が伴うってことを理解してほしい。

報道機関の権力監視も必須だが、信頼できる報道機関がほしい

安保法案、憲法9条、SEALSなどをどう報道するか注視していたが、偏っている。
一方の意見ばかり取り上げて、他方の意見は参考程度では話にならない。

視聴者は情報源に直接聞くコネクションを持っていないのだから
判断のしようがない。または、報道機関の思惑どおりに動かされる。

これが俺たちのジャーナリズムだぜ!

ってことでしょうか。
SEALSと一緒じゃん。

何度も言いますが、公平中立な情報を提供して頂けませんか?

戦前は新聞が戦争を煽っていた責任を痛感し、権力に対してブレーキをかける必要性を痛感しているのかもしれません。確かに権力の監視機関としての役割は重要です。
しかし、今報道機関は権力の監視機関として意味を成しているのでしょうか?
ただ、安倍憎しってことではないでしょうか?
意味のない政権批判だけでなく、烏合の衆と化した野党に対して

「野党もしっかりと対案を出せ!!」

「野党が対案を出せないことが一番悪い」

と提言する報道機関はありますか?
安倍政権のすべてがいいわけではありません。経済政策などはちょっと疑問です?
安倍首相は外交がやりたいのでしょう。経済は門外漢。

だからこそ、

対案を出し、しっかりした政策議論をしてほしいんです。

それをチェックするのが報道機関の役目では?

結論

古舘伊知郎キャスターから燃料が投下されてしまい、居ても立っても居られないので書きました。報道の本質は公正中立であるべき。
2つの意見があれば、同じようにメリットデメリットを並べ、視聴者に選択を委ねるべき。
視聴者はテレビ局が思っているほど馬鹿ばかりではないですよ。
逆に、テレビ局が馬鹿向けの番組を作っているせいで、知識層のテレビ離れが加速している
という現実を直視されては如何でしょうか。

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