釣った魚にエサをやらない経営者にヘッドハンティングされたら。

Pocket

釣った魚にエサをやらない奴だ。そういう奴はいつも同じ。でも騙される奴がいるんだねよ。

経営者のヘッドハンティングに乗るか?

怪しい社長

あなたならどうする?

ある取引先の経営者から「うちで働かない?」って誘われたら。

ソフトバンク執行役員 青野史寛氏。
当時リクルートに在籍し、人事を担当していたそうです。
その際、孫正義社長から直々にヘッドハンティングされたそうです。

その際、孫正義社長からは

「これまでの人事は、みんなすぐ辞めてしまった。
おまえをやっと見つけた。うちに来て、人事をやれ。800社を預ける。
世界を変える。俺の夢に乗れ」

出典:http://news.nicovideo.jp/watch/nw2093236

青野史寛氏は即決で「行きます」と決断したそうです。

孫正義氏の夢に、青野史寛氏も乗る決心ができたのでしょう。
こういった、成功話は美談になります。

しかし、あなたならどうしますか?

これが運命の分かれ道になります。
正解はありませんが、決断が必要です。

伸るか反るかはあなた自身が決めなくてはなりません。

釣った魚にエサをやらない経営者

こういったヘッドハンティングが大好きな経営者っているんです。
拙者面識がありますもんで。
ヘッドハンティング好きな経営者は2パターンに分かれます。

①本当に企業に人がいなくてどうしても来てほしい場合

この場合、あなたはその社長のお眼鏡にかかったわけですから、非常に頼りにされているわけです。その社長の人格、仕事ぶり、会社の状況次第ではよい転職になるかもしれません。
あくまで社長次第ですが。
こういったケースは創業間もないベンチャー企業ではよくあることです。
しかし、社歴がある程度経過した企業ではレアケースでしょう。
最も個々の企業によって色々な状況がありますけど。

②隣の芝生は青く見える場合

社長が隣の芝生は青く見える的な場合、この転職は最悪の結果を招くでしょう。
このような社長は、「誰がやっても不満」なんです。
仕事が出来る人でも、社長である自分より出来ると不満だし、
社長より仕事が出来ない人も不満なんです。他社の社員を見ると「うちの社員より優秀だ」
って感じ、すぐヘッドハンティングしちゃう。
騙されて転職してくると急に「これをやってくれ」てな感じで仕事を丸投げされる。
「そんな、いきなり無理ですよ」って言えば、「いきなり使えない社員リスト入り」です。

釣った魚にエサをやらない経営者は採用してしまえばもう興味ないんです。

釣った魚にエサをやらない経営者の言葉巧みの勧誘

はっきり言って難しいですよ。
釣った魚にエサをやらない経営者ってのは、釣ることに関しては一流です。
言葉巧みにヘッドハンティングします。

「○○さん程の人がそんな低い給料じゃ勿体無い。うちなら3倍払う」

「給料は仕事した分いくらでも払う」

「うちの会社に来たら、取締役として頑張ってくれ」

「うちの会社は王手との繋がりが深いから、心配いらない」

「○○さんの自由に会社運営を任せるから、好きにやってくれ」

「部下がいるから、部下の指導をしてくれればいい」

「将来的には○○さんに社長をやってもらいたい」

「大丈夫だ、俺がいるから。挑戦してみないか」

「仕事に必要ならいくらでも経費を使っていいぞ」

「折角のチャンスだ。俺と一緒に会社を大きくしないか」

「○○さんしかいないんだ」

こんな言葉巧みに誘われたら断れないよね。
どんな会社員だって金銭欲、名誉欲はあるもんだから、人間の欲をつつかれたら、
コロっと行っちゃうよね。
でも、もしあなたがこんな誘いを受けた際、冷静に冷静に。

次の項目では釣った魚にエサをやらない経営者のチェックポイントを解説するから
これを読んでから判断してね。
一生後悔することになるから。

釣った魚にエサをやらない経営者のチェックポイント

釣った魚にエサをやらない経営者ってのは言葉巧みにヘッドハンティングしてきます。
前項のように誰でも騙されるでしょ。運命だとして身を委ねるのもいいかもしれません。
もしかすると、奇跡的な確率でフィーリングがばっちりの経営者かもしれないし。

まぁ、たぶんそんなことはないでしょうけど。

釣った魚にエサをやらない経営者の見分け方ってあるんです。
まぁ、拙者個人的な見解ですが(まぁブログって個人的見解か)

①社員構成比率が偏っている。

中堅企業で社員構成比が明らかにおかしい場合。
例えば、20代、30代はいるが、40代はいないとか。
逆に40代が全くいないケースなどは注意が必要です。
その理由は

  • 経営危機、リストラによる人件費削減のケース
  • 中堅社員の一斉退職のケース

要するに、会社に即戦力がいなく、いますぐに使えそうな人がほしい場合です。
どちらの場合も、確実に激務になり、あなたに負担がすべてかかります。
責任もすべてあなたの両腕にかかります。覚悟して転職すべきです。

②自社の社員の悪口を言う

釣った魚にエサをやらない経営者は自社の社員の無能さをとことん言います。
「あいつは使えない」「あいつは頭が悪い」「あいつは無能だ」
こういった経営者は
誰が入社しても満足しません。
どんな優秀な人間でも、無能にしてしまう経営者。
経営者自身の能力の欠如が一番の問題なんですが、気づいていません。

③会社規模に見合わないモノ、コト。

例えば、中小企業なのに秘書がいる。
運転手付きの高級車を持っている。
食事に誘われてついていくと椀飯振舞。

要するに、みえっぱりの人。

こういった経営者は言っていることの話半分に聞いておくように肝に銘じておくこと。
夢物語を語るが、永遠に夢のまま。

こんな感じかな。
①~③は特に注意が必要なこと。
これって外側からでもよく見えることでしょ。
①~③には当てはまらないから大丈夫ってわけでもない。
結局は、会社内部の情報って外部からは見えにくいんだよね。

いや。ほろろんは人を見る目がない。
この会社の社長は本当にいい人だ。俺のことを真剣に考えてくれている。
この社長に賭けてみよう。

って思ったら会社を辞めずにまずは情報を収集しよう。
何度も言うけど、釣った魚にエサをやらない経営者は言葉が巧みすぎる。
大企業位の取締役ですら、騙されちゃうくらい。

会社を辞める前に事前確認必須

①会社の登記簿謄本を確認

会社の住所。取締役の一覧が把握できる。問題はどのくらいの周期で取締役が入れ替わっているか。もしかして、退任した人の後任なのか?
なぜ退任したのか。理由を調べる手掛かりになる。

②東京商工リサーチや帝国データバンクで企業情報を取得

企業情報を調べるのは個人では難しいが、社員なら別。経理、総務などに申請をすれば
大抵の会社は取引先の企業情報を調べることができる。経理情報を公開していない企業も
存在するため100%ではないが、決算書を公開していれば会社の財務状況が把握できる。
儲かっている会社かどうか調べてから転職するほうが無難。

③会社の社員とコミュニケーションしてみる

会社の状況を一番よく知っているのは会社の社員。社員と懇意になり飲みに行けば
一発でその会社の内部情報がわかる。特に転職を検討している際は必須事項。

④会社の会議に参加してみる

会議って会社内部の力関係が如実に表れる。会議を見ればどういう会社かはっきりわかる。
会議内容などからも今の営業状況も推察できる。

特に③、④が重要。
経営者からヘッドハンティングされた場合、悩んでいるなら
まず経営者に相談してみよう。

例えば、
「現在、重要なプロジェクトを任されているので、プロジェクトが片付き次第、
社長にお世話になりたい。つきましては、御社に早く慣れて結果を出せるように
会議に出席させてほしい」

会議に参加できれば、会社の内部の実情が薄々把握できる。
会議に参加できない場合や心配するな、大丈夫だなどお茶を濁した発言をした場合、
何か言いずらいことがある。

こういった場合はより、詰め寄ってみよう。
「社長の下で結果を出すためには、早く御社の状況を知らなければ対応できません」
それでも、お茶を濁した発言をしたら、

この話はなかったことにした方がいいだろう。

絶対にあなたに知られたくない問題が潜んでいる。

結論

釣った魚にエサをやらない経営者は言葉巧みにあなたを誘惑してきます。
伸るか反るか、お前が決めろ、お前が舵を取れ。

テーマ曲:Captain of the Ship by長渕剛

スポンサーリンク